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麻酔したのに痛かった!歯科恐怖症の私が20年ぶりに歯医者に行ってきた話。

      2016/02/19

イラスト_歯医者

虫歯があるのに長年放置しちゃってる人って結構多いんじゃないでしょうか。かくいう私もその内の一人でして。いわゆる歯科恐怖症なんです。歯を削るドリル音の恐怖、歯医者特有の臭い、仰向けに寝かされて口開きっぱなしという超無防備かつ屈辱的な姿勢。それよりなによりあの神経を直接攻撃されてるような独特な痛み。これらがトラウマとなって行かなきゃと思いながら先延ばしにし続けて早20余年。できれば一生行かないで済ませたかったんですが、とあることがきっかけに行かざるを得ない状況になりまして、逝って参りました。

銀歯が取れた!

それは突然訪れました。ある朝のこと、心地よい朝日の差し込むリビングのソファーでくつろぎながら遅めの朝食として今巷で大人気のフルーツグラノーラを食している最中、口の中に違和感が。歯が欠けてしまうのではないかというくらい非常に硬い物質を噛んでしまったのです。口の中に手を突っ込んで取り出してみると小さな石の塊のような謎の物体。これはもしや異物混入ってやつか?

「おぉぉぉい!カルビーふざけんな!」というのは愚かな私の早とちりでして、問題の異物をよく観察してみると、

あれ、銀歯だ

洗面所に向かい口をあけると下あご左側の奥歯にはめ込まれていたはずの銀歯がそこにはなく、大きな窪みができている。フルグラごときで外れてしまうということは相当グラついていたのだと推測されるわけですが、それもそうでしょう、この銀歯、小学生の頃にはめたものです。約20年前。よくこれまで持ったなとしばし感心してしまった次第です。

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仕方ないから歯医者に電話

銀歯のあった個所を見ると所々黒ずんでいます。明らかに虫歯ですね。生粋の歯医者嫌いである私もさすがに銀歯が外れてしまってはそれを放置したらまずいだろうと判断し、仕方なく歯医者に電話。近所のそれなりに大きめの歯医者を選び、一週間後に受診することに相成りました。

昨今の歯科技術の進歩とはいかほどのものか

私の口内には今回銀歯が抜けた箇所以外にも見るからに虫歯だろうと思われる歯がたくさん生えてるんですが、これまで見て見ぬふりをしてきました。小学生時代のトラウマから歯医者には絶対に行きたくなかったんです。妻に「放っておくと後々大変なことになるから早目に行った方がいい」と脅されても折れることなく絶対に歯医者に行かないという意思を貫いてきました。そこには私なりの理由が一つありまして、それは、いつの日か歯科技術が発展した暁にはあの忌わしき虫歯治療の痛みがこの世から駆逐されているだろうというさして根拠のない期待です。何か歯に塗る薬みたいなのが開発されて、歯を削らなくてもそれを塗っとけば治っちゃうみたいな。夢物語。このような大人げない夢想が、歯を治療しなければ後々大変なことになるという恐ろしい妻の言葉から身を守る防波堤になっていたのです。

とはいえ、銀歯が抜けてしまうという予期せぬ事態に追い込まれたことで、「さすがに歯医者に行かないとまずいのではないかしらん」という気になった私は、ネットで調査を開始しました。すると、最近の歯医者は痛くないとか最近の歯科技術の進歩は半端ないとかいった心躍る言葉が溢れかえっているではないですか!夢のような言葉たちに背中を押された私は、銀歯が抜けたというのも超自然的存在からの「もう痛くないから歯医者行って大丈夫だよ」というメッセージであると解釈し、一念発起して戦場に向かう決意を固めたのです。機は熟したと。

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歯医者、普通に痛かったんですけど

結論から先に行ってしまうとですね、歯医者、普通に痛かったです。何か歯に変な薬塗って、その後麻酔して、「ああ、これなら大丈夫だろう」って安心しながら仰向けで口全開という屈辱的な姿勢に耐えていたんですが、あの忌わしきドリルの音も神経を直接グリグリやられるようなあの独特な痛みも全然変わってなかったんです、20年前のあの頃と。隣の治療スペースでは泣き叫ぶ小学生の声が。トラウマの克服どころか、新しいトラウマを作ってしまったような感じです。

おいおい歯医者ども、この20年間何やってたんだお前ら!何も進歩してねーじゃんかよ!

と理不尽なしかし切実な絶叫とともに帰宅し、この日はあまりの落ち込みようから夕飯も作れず(メンタル弱すぎ)、ずっとしょんぼりしてました。

麻酔したのになぜ痛かったのか原因を調べてみた

その後、様々なサイトを巡回し、麻酔をしたのになぜ痛かったのか、その原因を色々と調べてみました。

歯を削るとなぜ痛いのか

そもそも、なんで歯を削ると痛いんでしょうか。このサイトがよくまとまっていたので引用します→歯医者が教える歯のブログ

歯の表面のエナメル質には神経がないため痛みを感じないのですが、その中の象牙質には神経からつながる管(象牙細管・ぞうげさいかん)があるために歯を削ると痛みを感じます。象牙細管は虫歯になると歯の中に広がらないように、象牙細管を閉じたり、象牙質を固くして虫歯に抵抗します。そのため虫歯の部分には感覚がなくなることがほとんどです。しかし、人によっては虫歯の中にも神経が残っていて少し触るだけでも痛みを感じてしまいます。この場合はしっかり麻酔をして虫歯の部分を取り除く必要があります。

今回の私のケースでは虫歯がエナメル質を超えて象牙質の辺りまで広がっていたので痛みがあったのだと思われます。元々虫歯があって削った跡にまた虫歯ができていたわけですから当然でしょうね。

歯の根まで虫歯菌に感染してしまっている場合は、直接神経に麻酔を打つこともあるので痛みがとても強くなるようです。

麻酔はある程度時間が経たないと効かない

麻酔を打った後にある程度時間を置かないと十分に効かないそうです。こちらの歯医者さんのサイトに以下のような説明がありました→グリーン歯科クリニック

局所麻酔が効いてくるには、7分30秒の時間が必要なのですが、一般的な歯科治療では、麻酔をしてから5分程度で治療にかかるケースが多いようです。

納得です。私の場合は麻酔を打ってからたぶん2、3分くらいしか時間を置いてなかったと思います。

下あごの奥歯は麻酔が効きにくい

麻酔が歯の中に浸透しないと痛みを軽減することができないそうなのですが、下あごの奥歯は特に歯が硬くて麻酔が浸透しにくいとのこと。こちらの歯医者さんのサイトでは以下のように説明しています→おおくぼ歯科医院

下の奥歯-骨がしっかりしているとその分麻酔が浸透しづらいため効きも悪くなります。特に下の奥歯は普通の方でも骨が厚く、麻酔が効きにくいケースが多くあります。

まさに今回銀歯が抜けたところは下あごの奥歯だったので、麻酔が効きにくかったのだと思われます。

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結論:歯医者は昔よりも痛くなくなっているが、期待し過ぎては失望する。私のように

このようにまとめてみると、今回の虫歯治療で痛みがあったのには相応の理由があったことが分かります。麻酔をしてから十分な時間を置いていなかったとか、治療した箇所が最も麻酔が効きにくいと言われる下あごの奥歯であったこと等々。また、他にも体質によって麻酔が効きにくかったり、麻酔薬の種類によってその効果が変わってくることもあるようです。

ある程度時間が経って冷静に振り返ってみると、小学生だった20年前に比べれば虫歯の治療の痛みが軽減されていることは確かなようです。当時は麻酔もしていませんでしたし。それと、麻酔の注射が痛いなんて話も昔はよく聞いたものですが、実際行ってみると全然痛くなりませんでした。表面麻酔で歯茎を先に麻酔したり、麻酔の注射針が当時より細くなっていたり、電動の注射針で一定の圧力を保つことで痛みを軽減していたり、さすがにこの20年間でそれなりに進歩していたようです。ただ期待し過ぎは禁物ですね。歯科技術の劇的な進歩を期待して今回の治療に臨んだ私はその分失望も大きかったです。

コンビニよりも多いなんて言われる歯医者ですが、各々切磋琢磨して我々歯科恐怖症の人間たちが気軽に行けるような治療法をいち早く確立して欲しいものです(何様だ)。

ちなみに今後も歯医者に通うことになると思うので、その都度レポートする予定です。ではでは。

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 - 歯医者

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