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渡邊雄太のNBA入りの可能性は?身長・経歴・ハイライト動画まとめ

      2016/11/04

yuta-watanabe-scream出典:Yuta Watanabe Twitter

かつかつ主夫@katsu2_shufuです。

田臥勇太以来のNBA入りが期待される日本バスケットボール界の至宝、渡邊雄太選手についてまとめました。

渡邊雄太の基本データ|身長・体重・最高到達点

生年月日:1994年10月13日

出身:香川県木田郡三木町

身長:203cm (6ft 8in)

体重:89kg (197 lb)

ポジション:フォワード・ガード

最高到達点:357cm(11ft 8.5in)

yuta-watanabe-jump出典:StrengthCoachMJ Twitter

経歴

高校入学以前

渡邊雄太は小学1年生の頃、香川県木田郡で活動している三木スポーツ少年団に入団し、本格的にバスケットボールを始めました。

小学6年生時の身長は160cm。香川県高松市の牟礼中に入学後、毎年10cmずつ身長が伸び、高校入学後も伸び続けました。高身長ながらもガード並みのボールハンドリング技術を持ち、インサイド、アウトサイドの両方でプレイできる現在のスタイルは、身長が段階的に伸びたことで築き得たものと言えるかもしれません。

ちなみに渡邊雄太の両親は元バスケットボール選手。父英幸さんは熊谷組、母久美さん(旧姓久保田)はシャンソン化粧品でプレイしました。久美さんは日本代表に選出されたこともあります。姉の夕貴さんも元バスケットボール選手でWリーグのアイシン・エィ・ダブリュでプレイしました。

出典:四国新聞社

尽誠学園高校時代|ウィンターカップで2度の準優勝

yuta-watanabe-high-school出典:渡邊雄太が終盤に覚醒、尽誠学園が夏のリベンジを果たす – J SPORTS

尽誠学園高校入学後は、1年次からスターターとして全国大会に出場。2011年、2012年のウィンターカップで準優勝しました。2012年のウィンターカップ決勝では、ライバル的存在だったジョフ・チェイカ・アハマド バンバ擁する延岡学園に2点差で敗れました(渡邊は20得点12リバウンドの活躍)。

アメリカ留学|セント・トーマス・モア・スクール

高校卒業後の進路として渡邉はアメリカ留学を選択。コネチカット州のセント・トーマス・モア・スクール(St. Thomas More School)に入学し、NCAA1部の大学への入学を目指してプレイすることになりました。

進路を決める際、言葉の問題などもあり、周囲からはアメリカ行きに対して反対の声もありましたが、田臥勇太(日本人唯一のNBA経験者。高校卒業後、NCAA2部のブリガムヤング大学ハワイ校でプレイ)の後押しもあり、最終的にはアメリカ留学を決意しました。

※アメリカコネチカット州にあるセント・トーマス・モア・スクール(St. Thomas More School)はプレップスクール(preparatory school = prep school)と呼ばれる大学進学準備のための学校で、バスケットボール部にはNCAAでのプレイを目指す選手が集まります。現在は藤枝明誠高校出身で史上最年少の15歳で日本代表候補にも選出された角野亮伍が在籍中。漫画家井上雄彦が創設したスラムダンク奨学生の提携校にもなっています。

セント・トーマス・モアでは2013-14シーズンをスターターとしてプレイし、レギュラーシーズンで1試合平均13得点、6リバウンドのスタッツを記録。ナショナル・プレップ・チャンピオンシップでは準優勝に貢献し、オールファーストチームにも選出されました。

シーズン中の2014年2月にTwitter上でNCAA1部のジョージ・ワシントン大学(The George Washington University, 略称: GWU)への進学が決定したことを報告。フォーダム大学(Fordham University)からもオファーがありましたが、ジョージ・ワシントン大のヘッドコーチ、マイク・ローナガンからの熱烈な勧誘が決め手となったようです。

日本生まれの選手がNCAAのディビジョン1でプレーするのは渡邊で4人目(過去にプレイしたのは松井啓十郎、高橋マイケル、伊藤大司)。スカラシップ(スポーツ奨学金)を獲得したのは渡邉が初となります。

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ジョージ・ワシントン大学

Freshman Year(大学1年目)

▼アトランティック10カンファレンス(A-10)のルーキー・オブ・ザ・ウィークを受賞

大学1年目の2014-2015シーズンは主にシックススマンとしてプレイし、シーズン平均7.4得点、3.5リバウンド、0.6アシスト、0.6ブロックの成績を残しました。2015年3月7日に行われたレギュラーシーズン最終戦の対マサチューセッツ大(The University of Massachusetts)戦では3ポイントシュートを7本沈め、シーズンハイの21得点を挙げました。

ジョージ・ワシントン大学はNCAAトーナメントには進出できませんでしたが、ナショナル・インビテーション・トーナメント(全米招待トーナメント、NIT)に出場。1回戦ではACC所属の強豪校ピッツバーグ大(University of Pittsburgh)に、33年ぶりに勝利しました。2回戦でテンプル大(Temple University)に敗れて1年目のシーズンが終了しました。

スカラシップを得てのNCAA D-1所属の大学に入学、さらにシーズンでの活躍によって渡邉はアメリカでも話題となり、ニューヨーク・タイムズワシントン・ポストなどでも取り上げられました。アメリカではトップレベルでプレイするアジア系のバスケットボール選手が少ないことから、渡邊雄太への注目度は高いものとなっています。

▼渡邊雄太 2015年ハイライト動画

Sophomore Year(大学2年目)

大学2年目となる2015-2016シーズンはスターターとして活躍し平均8.4得点、4リバウンド、1.4アシスト、1.1ブロックを記録。平均プレイタイムも27.7分と1年目より5分ほど伸びました。オフェンスではシュートタッチに苦しみ、前年より3ポイントシュート、フリースローの確率を下げるも、身体を張ったディフェンスでチームに貢献。リバウンド、ブロックなどの数字は伸ばしています。レギュラーシーズン最終戦、ステフィン・カリーの出身校でもあるデビッドソン大(Davidson College)との試合ではキャリアハイの22得点を挙げました。

yuta-watanabe-2015-2016_starter▲2年目はスターターで活躍。出典:GW Men’s Basketball Twitter

1年目同様ジョージ・ワシントン大学はNCAAトーナメントの進出を逃しましたが、前年2回戦で敗退したNITで優勝。決勝のヴァルパライソ大(Valparaiso University)戦では33分の出場で6得点、4リバウンド、4ブロックを記録。シーズン全体を象徴するようなディフェンス面での活躍でチームの勝利に貢献しました。

▼渡邊雄太 2016年ハイライト動画

日本代表歴(アンダーカテゴリーを含む)

尽誠学園高校1年時の2011年2月、U-18日本代表候補に選出されました。高校2年時にバスケットボール男子日本代表候補に選出。2011年8月のウィリアム・ジョーンズカップに出場。

高校3年時の2012年にも日本代表に選出され、台湾との親善試合でベンチ入り。同年8月にはU-18日本代表の主将として第22回FIBAアジアU-18選手権に出場(4位)。

アメリカ留学準備中の2013年にも日本代表に選出。5月、第3回東アジア選手権に出場しました(3位)。8月にマニラで開催された第27回アジア選手権にも出場(9位)。

大学2年目のシーズンを終えた2016年、リオデジャネイロオリンピック世界最終予選日本代表に選出。ラトビア、チェコに連敗しリオデジャネイロオリンピックの出場権を逃しました。渡邊雄太はラトビア戦で出場時間17分、4得点1リバウンド。チェコ戦では27分の出場で10得点7リバウンドを記録しました。

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プレイスタイル|選手としての特徴

渡邊雄太は身長203cmと長身ながらスピードがありボールハンドリングにも優れています。シュート力も高く、2014-2015シーズンのマサチューセッツ大戦では7本の3pシュートを成功させました。ドライブインからの得点も多く、インサイド、アウトサイド両方から点が取れるオールラウンドプレイヤーです。相手のブロックをかわしてのレイアップ、ダンクも武器となっています。

ジョージ・ワシントン大のマイク・ロナーガンコーチからはディフェンス面も高く評価され、試合では相手選手のダンクをブロックする場面も見られます。特に2015-2016シーズンはディフェンス力でチームに貢献し、なかなかシュートが決まらない試合でもリバウンド、ブロックで数字を残しました。ウィングスパンが長く運動能力が高いので、敵チームのガードとマッチアップする際には大きな脅威になります。

yuta-watanabe-block出典:GW Men’s Basketball Twitter

長身ながらボールハンドリングに優れ、センター以外のあらゆるポジションでプレイできる素質を持つことから、シカゴブルズで活躍したクロアチアのトニー・クーコッチとの共通点を挙げるアメリカのバスケ関係者もいます。左利きということもあってか、渡邊のハイライト動画を見た海外のバスケファンの中にはマヌ・ジノビリやラマ―・オドムを連想するとのコメントも見られます。

短所を挙げるとすれば渡邊は線が細く、マイク・ロナーガンHCもウェイトを増やしてほしいという旨の発言をしています。NCAAディビジョン1でのプレイ経験がある日本代表のKJ松井こと松井啓十郎は、「彼が筋肉をつけて体を大きくしたら止められなくなる」とインタビューに答えています。

出典:The New York Times

▼ウィンドミルダンクを披露する渡邊雄太。抜群の身体能力。

Windmill

Yuta Watanabeさん(@yutawatanabe12)が投稿した動画 –

渡邊雄太のNBA入りの可能性は?

2mを超えるサイズでガードをこなせるハンドリング技術。スピードやジャンプ力を含む総合的な身体能力。外角シュートの上手さ。渡邊雄太は間違いなく日本バスケット史上最高の逸材と言えるでしょう(八村塁はひとまず置いておきます)。

Japan’s Chosen Oneとも称される渡邊雄太は田臥勇太以来、日本人2人目のNBAプレイヤーとなることができるでしょうか。

ジョージ・ワシントン大学のレベルは?

yuta-watanabe-nit-win出典:GW Men’s Basketball Twitter

まず彼がプレイしているジョージ・ワシントン大学のレベルを見てみましょう。

ジョージ・ワシントン大学は、2014-2015、2015-2016シーズンともにNCAAトーナメントに出場できる68校からは漏れましたが、それに準ずる大会であるNIT(全米招待トーナメント)に2年連続で出場し、2015-2016シーズンには優勝しています。全米でもトップレベルにある大学と言うことができるでしょう。彼はそのチームで1年目はシックススマンとして、2年目はスターターとして活躍しました。NBAドラフトで指名される選手の多くがNCAAのトップ大学出身者で占められることを考えると、渡邊雄太の現在地はNBAからそれほど遠くない(近いとは言い難い)ところにあると言えると思います。

ジョージ・ワシントン大学出身のNBA選手は?

ジョージ・ワシントン大学出身でNBAのチームと契約した選手は過去に7人います(2016年にスパーズへの入団が決まったパトリシオ・ガリーノを入れると8人)。

最近の選手だと、2002年から2006年までジョージ・ワシントン大学でプレイしたポップス・メンサー・ボンスとマイク・ホールの2人。両者を含むほとんどの卒業生はNBAに定着できず、下部リーグやヨーロッパで選手生活を送っています。過去の卒業生を見る限り、ジョージ・ワシントン大学で主力としてプレイする選手はNBAのチームと契約できるかどうかのボーダーライン上にいると言えるでしょう。

パトリシオ・ガリーノを基準として考えると?

渡邊雄太のチームメイトとしてジョージ・ワシントン大でプレイしたパトリシオ・ガリーノが2016年7月、サンアントニオ・スパーズと契約しました。ガリーノはアルゼンチン代表としてマヌ・ジノビリらと共にリオオリンピックに出場し、アメリカ戦ではスターターを務めました。その試合の解説を務めたダグ・コリンズから「オリンピックに出ている中でもトップクラスの若手ディフェンダー」との評価を得ています。ダグ・コリンズはシカゴ・ブルズのヘッドコーチを務め、若き日のマイケル・ジョーダンを指導した人物です。

ガリーノは2016年のNBAドラフトでは指名されず、オーランド・マジックの一員として参加したNBAサマーリーグでの活躍により、スパーズとの契約が決まりました。ただ、ロースターに残れるかはまだ分かりません。
※その後、開幕前に解雇され現在は傘下のオースティン・スパーズでNBA入りに向けてプレイしています。

ガリーノの大学4年時の成績は、平均出場時間32分、14.1得点、4.2リバウンド、1.5アシスト、1.4スティール、0.8ブロック。ジョージ・ワシントン大出身でNBA入りしたポップス・メンサー・ボンスとマイク・ホールのスタッツも1試合平均で10点から12点くらいなので、渡邊雄太も3年目のシーズンは最低でも1試合の平均得点で二桁はいきたいところです。

※渡邊雄太の2015-2016シーズンのスタッツは1試合平均8.4得点、4リバウンド、1.4アシスト、1.1ブロック。

Junior Year(大学3年目)は勝負の年

yuta-watanabe-ticket▲新シーズンはチームの顔に 出典:GW Men’s Basketball Twitter

大学3年目を迎える2016-2017シーズンはNBA入りを目指す渡邊雄太にとって非常に大きな意味を持つシーズンとなるでしょう。主力の4年生3人が抜け、得点面でもこれまで以上に大きな期待が寄せられます。

チームは2016年8月に来日し、日本代表との3戦を含むジャパンツアーを4戦全勝で終えました。渡邊も豪快なダンクシュートを連発するなど、中心選手として活躍しています。正直、昨シーズンの主力が抜けたジョージ・ワシントン大が日本代表を破りしかも全勝するとは予想しておらずショックでもありましたが、渡邊が非常に高いレベルでプレイしていることを再確認しました。新チームも期待できそうです。

▼bjリーグ王者 琉球ゴールデンキングス戦で見せた豪快なダンク

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