3歳の娘がひらがなを読めるようになった方法。歌が効果的だよ。

かつかつ主夫です。

3歳の娘がひらがなを読めるようになりました(たまに「さ」と「き」を間違えたりはします)。ゆっくりとですが、最近は一人で絵本を読んだりする姿も見られ、このまま本好きになってくれたらなぁと思っています。

以下、娘がひらがなを覚える上で効果的だったと思われる方法について紹介します。

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ひらがなを読めるようになるまでにやったこと

娘がひらがな50音をほぼ全て読めるようになったのは3歳2か月頃です。それまでに我が家で実践したことをまとめてみました。

ひらがなパズルで遊ぶ

子どもが楽しみながら平仮名に親しむ方法としてパズルはとても有効だと思います。うちの娘は1歳の頃からパズルが大好きで、平仮名のパズルは今のところ4種類持っています。

一緒に遊ぶときには、「これはアンパンマンの“あ”だね」とか、「じゃあミッキーの“み”はどこに置いたらいいかな?」などと声掛けすることを意識しました。

パズルを繰り返しやっていると、「あ」から「ん」までの50音の全体像がなんとなく把握できてくると思います。一文字一文字をしっかりと記憶させる必要はないですが、平仮名というものが一つのまとまりとしてうっすらとでも記憶に残っていると、後々記憶を定着させる上で役立つと思います。

▼アンパンマン好きの子にはこちらがおすすめ。なぜか「しょくぱんまん」がいません。

あいうえお表

部屋の壁にあいうえお表を貼る方法も定番ですね。普段からよく目に入るところに平仮名があると、自然と興味を持ちやすいです。

可愛らしいデザインの「あいうえお表」は本屋さんでも売っていますし、Amazonでも買えます。

子どもが大好きな「アンパンマン」や「ディズニー」など、種類は豊富です。

平仮名の横に小さくアルファベットやカタカナが書いてあるものもありますが、個人的にはなるべくシンプルなデザインのものをおすすめします。ごちゃごちゃしていない方が見やすいですし、情報量が少ない方が子どもも混乱しないと思います。

▼公文が出している「ひらがなポスター」は、平仮名と絵のみのシンプルなデザインです。

歌で覚える(記憶の定着)

▼保育園で覚えてきた『こいのぼり』

振り返ってみて、最も効果的だったと思うのが歌で覚える方法です。

3歳くらいになると、おうちでの歌遊びはもちろん、保育園や幼稚園などで歌を覚える機会が増えてきますよね。

娘も保育園で覚えてきた歌を口ずさむことが多くなってきたので、家で一緒に歌おうと思い、大きな紙に歌詞を書いて壁に貼ってみました。すると娘がこれにめちゃくちゃ食いついたんです。もともとは娘のためというより、正確な歌詞を知らない私たち夫婦のために用意したものなんですけどね。

気が付くと、歌詞を指さしながら歌うようになりました。ときどき分からない文字があっても、歌自体は覚えてしまっているのでそれほどつかえることはありません。繰り返すうちにどんどん読める文字が増えてきて、最初つかえていた「っ」や「じょ」、「で」なども読めるようになりました。

読める字が増えてくるとそれが楽しくて仕方ないようで、何度も何度も繰り返して歌うようになり、ますます記憶に定着するという予期せぬ好循環(笑)が生まれました。

保育園・幼稚園などでは、季節によって歌う歌が変わますよね。それに合わせて、3月には「ひな祭りの歌」、5月は「こいのぼりの歌」、7月は「七夕の歌」など、季節ごとに壁に貼る歌を変えていくと親も子も飽きないですし、様々な文字に触れられて良いと思います。

▼娘が最初にハマった『うれしいひなまつり』

英語のアルファベットには『ABC Song』という定番の歌があるのでとても覚えやすいのですが(娘は平仮名より先にアルファベットを読めるようになりました)、平仮名にはそういった誰もが知っている歌がありません。なので、すでに子どもが覚えてしまっている歌を活用するというのは有効な方法だと思います。一つの歌で50音全てを網羅することはできませんが、いくつか歌っていくうちにかなりの数の平仮名に触れることができるようになりますよ。おすすめです!

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子どもの名前、友達の名前を利用する

子どもが最初に興味を持つ文字は、おそらく自分の名前ではないでしょうか。自分の名前は他の文字に比べて早く読めるようになると思います。

名前ということで言うと、お友達の名前を利用させてもらうのも効果的です。子どもが保育園・幼稚園に通うようになると、お友達の名前にも興味を持ってきますよね。我が家では娘がお友達の名前を覚え始めた2歳頃から、ひらがなパズルなどをやるときに「これはマナちゃんの“ま”だね」とか「これはケンくんの“け”だね」などと友達の名前と関連づけて説明するように心がけました。

また、保育園・幼稚園ではくつ箱や上着掛け、荷物入れなどにお友達の名前が貼られていたりしますよね。それらの機会をうまく利用して日常の中で平仮名に興味を持たせることができたら記憶にもより定着しやすくなると思います。

絵本

Hiragana picture book01

我が家では寝る前に必ず絵本の読み聞かせを行っているのですが(入眠儀式的な意味合いもあります)、パズルやひらがな表、歌などで平仮名がだいぶ読めるようになってくると、読み聞かせのときに自分で絵本を読もうとする姿が見られるようになりました。

もし子どもが絵本を自分で読もうとしたら、なるべく短い文章の絵本を渡してあげるとよいと思います。3歳、4歳向けの絵本になってくると文章の長いものも増えてきますが、さすがに長すぎると子どもも飽きて断念してしまいますからね。

我が家では、娘が自分で読みたがるときは、0歳、1歳のときに読み聞かせていた短い文章の絵本を渡してあげるようにしています。

まとめ|子が興味を示さなければそれでいい

以上、娘がひらがなを読めるようになるまでに我が家で実践した方法について紹介しました。

3歳くらいの子どもは自分が楽しいと思わないものにはなかなか興味を示そうしませんよね。コツは「覚える」というよりは「親しむ」ところから始めることです。

部屋の壁にひらがな表を貼ったり、保育園・幼稚園の行き帰りや散歩のときに街で見かける平仮名を指差して教えてあげたり、身近な生活の中で興味を持つきっかけを作ってあげれば、あとは自分からどんどん吸収していくと思います。

ただ、あくまでも就学前の子どもですから、無理強いしてまで平仮名を覚えさせる必要はないでしょう。何に興味を持つかは個人差がありますし、他にその子が夢中になるものがあるのだとしたらそっちに時間をかけた方がよいと思います。

親が前のめりになって教え込もうとしても大抵拒否されますし。私も「次はカタカナだ!」と意気込んで図書館でカタカナ50音が載っている絵本を借りてきたのですが、見事に失敗しました(見向きもされず)。子どもって親の心情を敏感に察知しますよね。

以上、少しでも参考になれば嬉しいです。

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