武蔵野税務署で確定申告。混雑や所要時間について

武蔵野税務署確定申告に行ってきました。わざわざ税務署に書類を持参するのは面倒なのですが、まあ年に一度ですし、e-Taxや郵送が楽だとは思えませんから私は直接提出しています。

世の中の流れとしてはe-Taxに移行しろとの圧力が増大していくのでしょうけどね。マイナンバーカードを読み取るためにICリーダーを購入しなればならなかったり、ブラウザがChromeに対応していなかったり(2020年2月時点)システム全体がお粗末なので(個人の意見です)来年以降もしばらくは税務署に出向くことになりそうです。

というわけで今回は、確定申告時期の武蔵野税務署の混雑所要時間、アクセス、使用した会計ソフトなどについて紹介します。

※最後に太宰治と武蔵野税務署との関係についても少し書いています。

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武蔵野税務署に確定申告に行ってきた

以下、武蔵野税務署の確定申告時期の混雑や所要時間、アクセスなどについてまとめました。

混雑と所要時間

この時期の税務署の混雑について事前に調べたところ、確定申告の受付開始直後と3月以降はかなり混むらしいとのことで、2月中に出せるよう頑張って書類を準備しました。

2019年の確定申告

武蔵野税務署に確定申告書類を提出したのは2019年2月27日水曜日。真偽のほどは定かではありませんが、午後の時間帯が比較的空いているとのことだったので、13時半頃に行ってみました。

入口が2つあり、すでに書類の準備が終わっている人と税務署内で書類作成する人とで分かれます。

一旦書類作成コーナーへと向かい、書き忘れていた日付を記入してから提出コーナーへと向かいました。

列に並んでいたのは20人ほど。書類をチェックしてくれる担当の方が5、6人おり、スムーズに進んでいきました。

そこまで混雑しているという感じではなかったのですが、何しろ並ぶスペースが狭く、時間帯によっては外まで列ができることは間違いないだろうなという印象。雨が降っていたら最悪かも。

時期や曜日によってはかなりストレスを感じるかもしれません。

所要時間は列に並んでから提出を終えるまで含めて15分ほど。あっさりと終わりました。

2020年の確定申告

2020年の確定申告も前年とほぼ同じ時期、2月26日水曜日に書類を提出しました。

武蔵野税務署に到着したのが11時20分頃。雨が降っていたからか、時間帯の影響なのか、はたまた感染者が続々と増えている新型コロナの影響なのか分かりませんが、前年よりも人が少なかったです。

所要時間はたったの6分。とてもスムーズでした。

確定申告って、日頃から記帳したり領収書を保管したり直前になって口座の残額とのズレを調整したり等々、やたらと手間がかかるわりに最後あっさり過ぎて毎度拍子抜けしますね。

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武蔵野税務署へのアクセス・開庁時間他

武蔵野税務署へのアクセスや開庁時間について。

所在地

〒180-8522

武蔵野市吉祥寺本町3丁目27番1号

電車で行く場合

JR中央線三鷹駅から徒歩約10分です。

三鷹駅の北口を出て、中町新道という大きめの通りを吉祥寺方面に向かって真っ直ぐ行くと武蔵野税務署にたどり着きます。

吉祥寺駅からは徒歩15分ほどだと思います。

ちなみに、確定申告の期間中は駐車場が利用できないので、車で行くことはできません。

自転車で来ている人はちらほら見かけました。

管轄区域

武蔵野市、三鷹市、小金井市

詳細:武蔵野税務署|国税庁

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確定申告に使ったソフト

2019年に初めて青色申告の65万円控除に挑戦しました。ちなみに会計の知識はほぼゼロで「事業主貸」と「事業主借」の違いなど聞かれてもすぐに答えられないレベルです。

そんな私でもなんとか書類作成できたのは何よりも会計ソフトのおかげ。というか、会計ソフトを使わずに確定申告している自営業、個人事業主の人っているのかな、と思うほど便利。少なくとも私はソフトの力を借りなきゃ確定申告なんて面倒くさ過ぎてやってられないです。

私が使っているのはクラウド会計ソフトの「freee」です。

他に有名なのは「弥生会計オンライン」、「MFクラウド会計」あたりでしょうか。

会計知識はないけど税理士に依頼するほどの収入でもないよなぁというフリーランス、自営業の方はクラウド会計ソフトをおすすめします。最安プランだと月額1000円くらいです。

武蔵野税務署と太宰治

今回の記事のメインテーマとは全く関係ないのですが、武蔵野税務署は太宰治とも所縁があるのでそのことについても少しだけ。

ご存知の方も多いと思いますが、太宰は武蔵野税務署管轄の三鷹在住でした。

戦後、売れっ子作家となりけっこうな収入を得ていた太宰は昭和23年、武蔵野税務署に「審査請求書」を送っています。以前、三鷹市にある太宰治文学サロンにも複製が展示されていました。

審査請求書とは、税務署長の処分に不服があるときに提出するものなのですが、どうやら太宰は数ヶ月前に送られてきた所得税の納付書に記載された額に不満があったようです。自分は旅やらなんやらでとても税金など払う余裕はない。勘弁してください。といった内容だったとのこと。こうやって駄々をこねる感じはいかにも太宰っぽい感じがします。

太宰治と妻・美知子との間に長女として生まれた津島園子さんが当時のことを振り返っている対談記事を見つけたので以下引用します。

2009年に行われた三鷹市の清原慶子市長との対談です。

昭和23(1948)年6月に父が亡くなりますが、私はその年の4月に第四小学校に入学しています。入学式は4月5日でしたが、この日に関してあるエピソードが残っています。今、太宰治文学サロンに、太宰が武蔵野税務署に宛てた審査請求書が展示されていますよね。あれは昭和23年4月1日に提出されたものなのですが、税務署から「金の出入りを細かく書いてくるように」との指示があって、5日の私の入学式の帰りに母が武蔵野税務署に寄って再提出しているんです。太宰にどれくらい収入があるのか、どれくらい使っているのか、まったく知らされていない母は、当時いろいろ大変な思いをしたようです。母のそんな苦労も知らず、通い始めた学校が楽しくてしかたのない私は、毎日うきうきした気持ちで過ごしておりましたが。

(引用元:広報みたか2009年1月1日4・5面|三鷹市

太宰が玉川上水で入水自殺する2ヶ月前の出来事だったのですね。なかなか興味深い対談なので、興味のある方は上のリンク先をのぞいてみてください。

以上、最後は話が脱線しましたが、(太宰治と所縁のある)武蔵野税務署の確定申告時期の混雑と所要時間についてでした。

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