2歳の娘が耳垢栓塞に!耳鼻科で耳掃除したら巨大な耳垢がごっそり。

先日、保育園の耳鼻科検診で娘(2歳半)の耳垢がたまっているとの指摘を受け(恥ずかしい)、耳鼻科を受診して耳掃除をしてくるように言われました。

いわゆる耳垢栓塞(じこうせんそく)という状態になってしまっていたようです。

娘を耳鼻科に連れて行くのは初めて。これまでで一番というほどのギャン泣きでした。

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耳垢が溜まった状態での水遊びはNG

ear_ban

耳鼻科検診で言われた耳垢栓塞とは、外耳孔(耳の穴)と鼓膜の間にある外耳道というトンネル状の道が耳垢で詰まってしまうことを言います。この状態で耳に水が入ってしまうとよくないそうです。

保育園で耳鼻科検診があったのはちょうど水遊びが始まる時期で、その前に必ず受診してほしいと保育士さんに言われました。

耳垢栓塞の状態のままプールなどで水遊びをして耳に水が入ってしまった場合、耳垢が水分を含んで膨張し、難聴になってしまったり、そのまま放置することで外耳炎を起こす可能性もあるそうです。

なので、うちの子が通う保育園では耳垢が溜まっている子どもは水遊びができないというルールになっています。

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普段は暴れて耳掃除をさせてくれない

ear_baby(Photo credit: matsuyuki via Visual Hunt / CC BY-SA)

なぜ耳垢栓塞になるまで耳垢がたまってしまったのか。

まだ娘が赤ちゃんのころは耳の入り口付近をお風呂上がりなどにガーゼでさっと拭くだけでした。

耳垢は耳の奥から入り口に向かって自然に移動してくるから赤ちゃんの頃はそこまで念入りに耳掃除しなくても良いという情報も聞いていたので、正直子どもの耳垢についてはそれほど気にしていなかったのです。

古くなった皮膚は、外耳道の奥から入り口に向かって自然に移動してきます。外耳道の深さは2.5〜3cm程度ですので、耳あかは耳の穴の入り口から 1cmくらいまでの部位で作られるのです。このことから、耳そうじは奥の方までする必要はなく、外まで運ばれてきた耳あかを取り除くだけでいいことがわかります。
引用元:「お子さんの耳そうじについて」独立行政法人国立病院機構 三重病院

しかし子どもはどんどん大きくなるわけで、気が付いたら耳掃除をした方が良い年齢になっていたのです。子どもが赤ちゃんの頃の感覚のまま、耳垢掃除を怠ってしまっていました。

とはいえ、2歳半の娘は大暴れするので私たちが耳掃除をしようと思ってもなかなか上手くいかないというのもあります。あまり無理してやると耳かきで耳の中を怪我させてしまいそうで怖いですし。

うーん、やはり自分たちで耳掃除ができないのなら、耳鼻科を受診して耳掃除してもらうのが良いのかもしれません。

2歳半の我が子、人生初の耳鼻科へ

ということで土曜日に耳鼻科を受診することになったのですが、大混雑で結局1時間半ほどの待ち時間でした。耳鼻科は小さな子どもからお年寄りまで様々な年代の人がかかるので比較的他の診療科よりも混むのかもしれません。

受付だけ済ませて近くの公園で遊んだのですが、まだだいぶ待ち時間がありそうだったので、妻が子どもと待合室で絵本などを読んで待っている間、私はスーパーに買い物に行くことにしました。

まとめ買いした大量の食材を家に置き、急いで耳鼻科に戻ると娘の叫び声が外にまで聞こえています。

いきなり診察室に入るわけにもいかず待合室で待機。これまで聞いたことがないほどの勢いでギャン泣きする娘の絶叫が響き渡り、胸が張り裂けそうでした。

耳鼻科での耳掃除の状況

▼我が子の耳掃除に立ち会えなくて凹んでいた私のために妻が耳鼻科の帰りに寄ったファミレスの紙ナフキンにイラストを描いてくれました。

ear_crying

耳鼻科の医師が娘の耳を見た第一声は「こりゃすごい」だったそう。かなり耳垢が溜まっていたようです。

医師が専用の器具を耳に突っ込み、泣いて暴れる娘を看護師さんと妻の二人がかりで押さえつけて処置を行いました。耳の穴の形そのままの驚くほど大きな耳垢が取れたとのこと。

耳掃除の所要時間は2、3分くらい。待合室で娘の泣き声を聞いていた私にはもっと長く感じましたが、意外と短時間で処置は終わるようです。

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4か月もしくは半年に一度、耳鼻科での耳掃除を勧められる

耳鼻科の先生には、4か月に1度、もしそれが無理なら半年に1度の頻度で受診して下さいと言われました。

自分たちで耳掃除をする場合は1週間に1度の頻度で行うのが良いとのこと(※耳掃除の頻度については医師の間でも見解が別れている模様)。

その際、耳垢を奥に押しやらないように注意しなければならないそうです。

よく綿棒などで念入りに耳掃除をやろうとしてどんどん耳垢を奥に押し込んでしまう人がいるそうで、そうすると耳鼻科に来られたときの処置も大変になるとおっしゃっていました。

なるべく自分たちで子どもの耳掃除をしようと思う

娘はこれまでに経験したことがないほどのギャン泣きだったので、なるべく耳鼻科に行かなくて済むように自宅で耳掃除をしてあげようと思います。妻も暴れる娘を押さえつけるのは心が痛かったと嘆いていました。

やはりまだ自宅で耳掃除をしようとすると嫌がりますが、娘も2歳半になってだいぶ言葉の理解も進んできていて、先日、「パパとママに耳掃除させてくれたらお医者さんには行かないよ」と伝えると素直にやらせてくれました。

耳掃除好きになってくれたら助かるので、色々工夫しながら頑張ります。

今回の一件で、もう我が子が赤ちゃんではないことに気づかされました。もう耳掃除をちゃんとしてあげなきゃいけない年齢になったのだと。。ちょっとさみしいですね。

以上、かつかつ主夫でした。

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