我が家では娘が通う保育園の送迎を子ども乗せ自転車で行っています。
保育園までの距離は自転車で15分ほど。
子どもがちゃんと乗ってくれさえすれば体力的にそれほど大変な距離ではありませんが、問題が出てくるのは雨の日。
それなりの装備を整えておかないとかなりしんどいです。
雨の日の自転車送迎で必須のアイテムは以下の2つ。
- 子ども乗せ自転車のレインカバー
- レインコート(大人用&子ども用)
これらが揃えば憂鬱な雨の日の送迎もだいぶ楽になります。
そこで今回は、送迎時に役立つレイングッズのおすすめや選ぶ際のポイント、雨の日送迎のTipsなどを紹介したいと思います。
目次
レインカバーの選び方。3つのポイント
レインカバーを選ぶ際に気をつけたいポイントは3つあります。
1:形状がすぐに崩れてしまわないか
形が崩れてしまうと、カバーが子どもに覆いかぶさってしまいます。
イヤイヤ真っ盛りの時期はこれだけで乗ってくれない可能性がありますので注意したい点です。
2:ファスナーの開閉のしやすさ
忙しい朝、いざ保育園へ!という時にファスナーの開閉に手間取るとイライラします。
特にイヤイヤ期の頃は、開け閉めに時間がかかればかかるほど子どもの注意もそがれてシートに座らせるだけで一苦労。
ファスナーの開閉のしやすさは事前にチェックしておくことをおすすめします。
▼我が家で使っているラキアのレインカバーはストレスなく開閉できます。
3:レインカバー内側の空間の確保
一つ目のポイントとも少し被るのですが、中の空間が広々していると、子どももストレスを感じずに比較的スムーズに乗ってくれます。
特に前乗せのチャイルドシートにつける場合、子どもが成長するにつれ、中のスペースはどんどん手狭になってきます。
私が以前使っていた商品は、カバーが子どもの頭(ヘルメット)に押し付けられるような形になってしまい、半年後くらいには少し裂け目ができて雨の侵入を許すという悲しい状態に。
しばらく前乗せに座らせようと考えている方は、レインカバー内のスペースには注意してください。
ファスナーの開閉のしやすさやレインカバー内のスペースの広さに関しては実際に店舗で見るに越したことはないのですが、街中でよく見かける人気の商品はあまりお店に置いておらず、私の周りはAmazonや楽天などの通販サイトを利用している人が多いです。
直接見ることができない分、通販だとレビューが充実しているので、それらを参考にして選ぶといいと思います。
▼嫌がる子どもを自転車に乗せるコツについてはこちら。
おすすめレインカバーを紹介。口コミ情報も
それでは、おすすめの子ども乗せ自転車用レインカバーを紹介します。
Little Kiddy’s(リトルキディーズ)
街中でよく見かけるのが「リトルキディーズ」のレインカバーです。
おそらく一番人気ではないかと思います。
Little Kiddy’s(リトルキディーズ)レインカバー(前乗せ用)
Little Kiddy’s(リトルキディーズ)のレインカバーはとにかく見た目がオシャレです。
また、一般的に前乗せ用レインカバーは後ろ乗せ用に比べて空間が狭い商品が多い中、リトルキディーズは型崩れしにくく中のスペースが広々としているのでお子さんもストレスなく乗れるのではないかと思います。
子どもがある程度大きくなるまでは前に乗せようと考えている方に特におすすめです。
人気ということもあり、在庫切れになることも。
Little Kiddy’sのショップページ(楽天市場)から商品を確認してみてください。色のバリエーションも豊富です。
▼口コミ情報
真夏と定期的に汚れを取る以外ほぼ毎日つけっぱなしで使用していますが壊れたり破けたりしていません。
突然の雨や風の強い日はもちろん、虫除けにもなりますし、風で帽子が飛ばされることもないし、自転車置き場でも見つけやすいし…これは本っ当に買って良かったです。
もう少し子供が大きくなって、後ろに乗せるようになったら後ろ乗せ用も購入したいと思います。
引用元:楽天市場 みんなのレビュー
Little Kiddy’s(リトルキディーズ)レインカバー(後ろ乗せ用)
Little Kiddy’s(リトルキディーズ)の後ろ乗せ用(リア用)も大人気。
形状がとても安定していてスペースも広々としています。
実は我が家でもこれを購入しようとしたのですが、残念ながら在庫切れでした。
リトルキディーズを使っているママ友の話では装着するのにけっこう手間取ったそうですが、そのまま取り外さずに付けっ放しにできるのでそこまで問題ないかなと思います。
後ろ乗せ用(リア用)もしょっちゅう在庫切れしている印象です。
Little Kiddy’sのショップページから商品を確認してみてください。
▼口コミ情報
お友達から人気があると聞き調べたら、見た目も良いし子どもとストレスも少なそうなので購入。実際子供の視界も広く取れているし中に入っても嫌がらず便利です。セッティング苦手な私は時間がかかりましたがお友達は10分くらいでつけられたそうです。
引用元:楽天市場 みんなのレビュー
熱中症予防に。リトルキディーズ レインカバー サンシェード
リトルキディーズからは、レインカバーに取り付けるサンシェードも販売されています。チャイルドシートを陽射しから守り、蓄熱を抑制するとのこと。
夏の時期、特に駐輪場に屋根がない場合などはチャイルドシートがかなり熱くなってしまうので、熱中症対策としてこういったサンシェードを検討しても良いかもしれません。
以下、リトルキディーズのレインカバー専用のサンシェード(前用・後ろ用)です。
※サンシェード単体では使用できません。
LAKIA(ラキア)
LAKIA 子ども乗せ自転車用レインカバー(前乗せ用)
現在、我が家で使っているのがLAKIA(ラキア)の子ども乗せ自転車用レインカバー(フロント用)。最近人気のようで街中でもよく見かけます。
娘はもう前には乗らないのですが、フロント用シートには保育園の通園バッグや自分たちの荷物を入れています。
子ども乗せ自転車のレインカバーの中には取り付けるのが難しいものがありますが、この商品はとても簡単ですぐに装着できました。ファスナーは開け閉めしやすくストレスなく使えています。
LAKIA 子ども乗せ自転車用レインカバー(後ろ乗せ用)
娘が普段座っているリア用のレインカバーもLAKIA(ラキア)です。フロント、リアともに色はパープルで統一。
ファスナーは大きく開くようになっているので乗り降りも問題ないです。雨が降っていないときなどは巻き上げてボタンで留められるので夏場の暑い時期から冬場までオールシーズンで使えます。
▼カバーを巻き上げるとこんな感じ。
我が家では時間がなくて巻き上げるのが面倒な時はシートの後ろ側にそのまま垂れ下げたままにしています。風が強い日でなければ特に問題ないです。
ラキアについては別途レビュー記事を書いています。
>> ラキア(LAKIA)の自転車レインカバーを3年使ってみた感想
OGK
OGKソフト風防レインカバー(前乗せ用)
自転車関連の商品を幅広く販売しているOGK社の前乗せ用(フロント用)レインカバーです。比較的形が崩れにくく、スペースも広めです。
▼口コミ情報
これの前に、もっと安いカバーを使ってたんですがとても嫌がったのでこれにしてみました。
これだと頭の上にスペースがあるせいか、嫌がらなくなりました。ちょっと値段が高い気もしますが、子供が機嫌よく乗ってくれるので満足してます。
引用元:http://www.amazon.co.jp/
OGKソフト風防レインカバー(後ろ乗せ用)
こちらはOGK社製の後ろ乗せ用(リア用)レインカバー。我が家ではLAKIAの前に使っていました。
形も崩れにくく満足でしたが、短所をあげるとすれば、ファスナーを開閉する際にファスナー近くのカバーの生地を巻き込んでしまうこと。少し慣れが必要かもしれません。
もう一つの難点はチャイルドシートとレインカバーを接着させるためのマジックテープがすぐに剥がれてしまうことです。
これにはヘッドレストを調節して対応していました(チャイルドシートの種類によってテープが必要ない場合もあります)。
▼口コミ情報
晴れの日も折り畳んでずっとつけっぱなしにしていますが、芯に変なクセも付かず良いです。また、105センチの子供が座ってもまだまだ頭上に余裕があって快適そうです。
引用元:http://www.amazon.co.jp/
子ども用レインコート(合羽)のおすすめ
強い雨の日は子どもにレインコート(合羽)を着せています。
子ども用のレインコートは、駐輪場に屋根がない場合や駐輪場から保育園の入口まで距離がある場合にも役立ちます。
おすすめは着脱しやすいポンチョタイプ。
子どもはレインコートのフードを勝手に脱いでしまうことがあるので、フードの上からヘルメットを被せましょう。
これで頭は完全に雨からガードされます。
以下、うちの娘お気に入りの子ども用レインコートを紹介します。
kiu(キウ)キッズポンチョ
kiu(キウ)キッズポンチョはとにかく見た目が可愛いです。初めて娘に着せたときはまだ1歳半くらいだったのですが、妻と二人、思わず「かわいいー!」と叫んでしまいました。
ポンチョなので着脱しやすく、朝の忙しい時間帯には助かります。一時期着たがらないことがあったのですが、現在では嬉しそうに着てくれています。
ポンチョ&長靴姿の子どもの可愛さは反則ですね。
kiuのキッズポンチョは収納袋も付いていて、かなりコンパクトにまとまるのも良いです。
▼口コミ情報
2歳の娘に購入。少し大きいけどデザインがかわいいので!長く使えそう!ママもお揃いできるデザインかな!
引用元:楽天市場 みんなのレビュー
保護者用レインコートのおすすめ
自転車を運転する親・保護者もレインコート(合羽)が必須です。
私は最初の頃、近所のスーパーで買った安物の合羽を着ていたのですが、水はけが悪く、強い雨だと中に雨が侵入してくることもあったので、もっとしっかりした商品をネット通販で購入しました。
カジメイク エントラント
カジメイク・エントラントはそこそこの値段がするだけあってかなり水をはじいてくれます。
私はたすき掛けの大きめの鞄に保育園の持ち物を詰め込んでいるんですが、これを肩に掛けた状態でその上から着ています。
小雨であれば服も鞄もほとんど濡れません。強い雨の日でも、長靴と組み合わせればほぼ濡れないので快適です。
鞄を背負ってその上からレインコートを着たい方は、大きめのサイズを選ぶことをおすすめします。
▼口コミ情報
夫と兼用のため私には少し大きめですが、コートの上からでも余裕で着ることができるので満足です。
コンパクトに収納できるのも良いです。
顔は少し濡れますが、服も靴も守ってもらえます。長靴をはけば最強です。
引用元:http://www.amazon.co.jp/
帽子もあると便利
髪の毛が濡れるのが嫌な人はレインコートのフードの下に帽子を被ることをおすすめします。
レインコートを着ていても髪の毛はそこそこ濡れちゃいますから保育園到着時には髪型がけっこう悲惨なことになります。
気にしない人ならいいですが、私はクセ毛なので結構気になっちゃいます。帽子を被ったまま仕事に行くのが難しい場合は、畳めて鞄にしまえるタイプもあるのでおすすめです。
▼私が使っているのはこの帽子。畳んで鞄にしまえるし、洗濯機で洗えます。男女兼用です。
顔面だけは雨をしのげませんね。
顔を覆うサンバイザーのような商品も売っていて私も買ってみたのですが、未だ使わずじまい。
見た目がかなり大げさなので個人的にはあまりおすすめしません。
化粧をしているなど、どうしても顔を濡らしたくない方にはマスクが意外とおすすめです。夏場は暑くて使えないかもしれませんが、寒い日には顔も暖かいし役立ちます。
ちなみにどうでもいいことかもしれませんが、保育園到着後、顔面が雨粒だらけになってる人を見かけるので、気になる人は園に到着した後はハンカチか何かで顔をさっと拭くといいかもしれません。顔から滴る水滴で連絡帳を濡らしちゃったりしたら大変ですしね。
雨の日送迎のTips
雨の日送迎の注意点についてもまとめました。
傘差し運転は道路交通法違反に!
雨の日は傘を差して自転車に乗ればいいや、と考えている方もいるかもしれませんね。
しかし、傘を差しながらの自転車の運転は道路交通法違反になってしまいます。
2015年6月1日の改正によって、違反を2回以上繰り返すと有料の安全講習を受けることが義務付けられました(受講手数料は5,700円)。
そもそも傘を差しながらの運転は非常に危険です。
ただでさえ子ども乗せ自転車は重たいですし、そこに子どもの体重も加わるわけですから片手でバランスをとるのは難しいです。
以前は傘を差しながら送迎を行っている方もちらほらと見かけましたが(子どもに傘を持たせている人が多かったです)、法改正から時間が経ち、情報が行き渡ったからなのか今はあまり見かけなくなりました。
距離によっては歩きもあり
自宅が保育園から近い人は歩きをおすすめします。
徒歩5分程度なら抱っこひもでも何とかいけるでしょうし、お子さんが年中、年長さんの場合はレインコートに長靴を履かせて傘を差せば濡れずに行けると思います。
我が家は保育園まで徒歩20分弱ですが、エルゴベビーの抱っこ紐で送迎したこともあります。
雪が積もった日には自転車も使えなくなるので、12キロを超えた娘を頑張って保育園に送り届けました。
雪がそれほど積もっていない場合でも路面が凍結しているとかなり滑って危ないです(以前、妻が豪快に転倒したことがあります)。
▼雪の日の保育園送迎についてはこちら。
▼雪の日の送迎に活躍する「滑らない長靴」もおすすめです。
台風や雪の日はタクシーも検討
我が家では台風の日や雪が積もってしまった日などは危険なので自転車は使いません。
台風が直撃したり猛吹雪だったりしたら普通に休ませた方がいいでしょうね。そんな日にはできる限り会社も休んだ方がいいと思います。ダイヤが乱れて大変なことになりますから。
とはいえ、どうしても子どもを保育園に預けなければならない日もあるでしょう。
我が家では以前、どしゃぶりの日にタクシーを使ったことがあります。台風や雪の日はなかなかタクシーがつかまらないことが多いのですが、片っ端からタクシー会社に電話しまくって何とか確保しました。
他の保護者の方たちも、大雨の日は自家用車で来る人やタクシーを使っている人が多い印象です(※車での送迎が禁止されている保育園もあるので注意)。
バスという選択肢もあるのですが、私は今のところ使ったことがありません。
自宅近辺の朝のバスは激混みでして、さらに台風や雪の日なんかは、もう一人も乗車できないすし詰め状態が基本なのでバス停で待っていてもそのまま素通りされてしまうことも多々あります。
運よく停まってくれたとしても、そんな状況で小さな子どもを連れて乗車する勇気は私にはありません。
雨の日はいつも以上に安全運転を心がける
毎日自転車で保育園の送り迎えをしていると、雨の日がものすごく憂鬱になります。
晴れや曇りの日に比べて圧倒的に大変だし辛いことは確かですからね。
でも、レインカバーやレインコートなどのレイングッズを総動員すれば、だいぶ楽になります。
事前の準備をしっかりとすることによって保育園、幼稚園の送迎ストレスはかなり軽減できるでしょう。
ただ、雨の日は視界も悪いですし路面も滑りやすくなっています。
雨が降っていると早く目的地に到着したくてついついスピードを出してしまいがちですが、いつもより早めに家を出るようにして安全運転を心がけましょう。
何より子どもの安全が第一ですからね。
ではではみなさん頑張りましょう!
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