いわき市石炭・化石館「ほるる」は子連れにおすすめの穴場観光スポット

いわき市石炭・化石館「ほるる」に子連れで行ってきました。

JR常磐線の湯本駅から徒歩圏内にある博物館です。

正直言ってそれほど期待していたわけではなかったのですが、巨大な恐竜の複製標本や炭鉱の町だった当時の生活を復元した展示など、とても充実していて驚きました。

敷地内には子どもたちが遊べる屋内施設「いわきっず もりもり」もあります。

いわき周辺の観光スポットとして子連れの方に強くおすすめしたいです。

以下、写真とともにいわき市石炭・化石館「ほるる」についてレビューしていきます。

石炭と化石の複合展示というユニークなミュージアム

ほるる 看板

いわき市石炭・化石館「ほるる」のみどころは、恐竜をはじめとした世界各地の「化石資料」と120年以上続いた「常磐炭田の歴史」という組み合わせにあると思います。

一見すると関連のなさそうな二つの展示ですが、エントランスにある「いわき」とその周辺地域に繁栄をもたらした石炭が3500万年前の植物の化石だという説明書きによって、「化石」と「炭鉱の町」が切っても切れない関係であることを教えられます。

常磐炭田により炭鉱の町として栄えた歴史を持つこの地域で1968年にフタバスズキリュウが発見され、その後も様々な化石が発掘されたという事実も興味深く感じました。

「石炭・化石館」というユニークな施設それ自体が「いわき」という町の歴史と個性の象徴のようにさえ思えてきます。

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巨大な恐竜の復元標本に圧倒される「化石展示室」

まずは恐竜などの化石標本が展示されている1Fの「化石展示室」へ。

▼エントランスの天井から吊り下げられた巨大なニタリクジラの標本

ニタリクジラ

1Fの化石展示室には恐竜・海竜・翼竜の全身骨格復元標本が展示されています

▼その大きさに圧倒される化石展示室。中央がアジア最大の恐竜と言われるマメンチサウルス

▼ティラノサウルスと近い種類の恐竜、アルバートサウルス

アルバートサウルス

▼人気の恐竜トリケラトプス

トリケラトプス

▼首長竜の仲間プリオサウルス。全体の80%が実物の化石とのこと

プリオサウルス

▼実物の恐竜の卵

恐竜の卵

「学習・標本展示室」で化石や地層について学ぶ

化石展示室を抜けて2Fに上がると「学習・標本展示室」があります。

いわき市で発見された標本が展示されていて、化石や地層についてわかりやすく学べます。

子連れということもあり、全ての説明をゆっくりと読む時間はありませんでしたが、知らないことだらけで勉強になりました。

▼スイッチを押すと地層が動くジオラマ。うちの4歳も面白がっていました

ほるる ジオラマ

▼化石や鉱物、地層についての解説

説明ボード

「模擬坑道」で炭鉱の歴史を知る

「学習・標本室」を抜けると1Fの「模擬坑道」へと向かうエレベーターがあります。エレベーター内が真っ暗になる演出があり、炭鉱開発の時代へとタイムスリップしたかのような気分になりますが、うちの4歳は少し怖かったみたいです。

模擬坑道では石炭を採掘する様子が時代順に再現されています。

▼手ハンマーで掘っていた時代(1872年頃)

模擬坑道 手ハンマーでの作業

▼サイドダンプローダーの掘進(1972年頃)

サイドダンプローダー

▼詰所の様子

模擬坑道 詰所

炭鉱の生活に触れる「生活館」

模擬坑道を抜けるとかつての炭鉱の町を再現した「生活館」があります。

昭和10年頃の炭鉱住宅や戦後の世話所・共同炊事場が復元されていて、当時の人々の生活に触れることができます。

▼炭鉱住宅での朝の一コマ

炭鉱住宅 家族

▼1955(昭和30)年頃の共同炊事場を再現

共同炊事場

▼1924(大正13)年に開設された世話所。炭住区内の従業員やその家族の生活全般の世話をしていたとのこと

世話所

▼消防団の歴史資料

消防団

子どもが遊べる屋内施設「いわきっず もりもり」

石炭・化石館を見て回った後は、隣の建物「ウッドピアいわき」の中にある「いわきっず もりもり」という子どもが遊べる広場に行ってみました。

▼ウッドピアいわきの外観。大きな屋根が特徴的

ウッドピアいわき 外観

「いわきっず もりもり」は原発事故の影響により屋外での遊びに不安を持つ保護者と子どもたちが安心して遊べるようにとの趣旨で作られたそうです。利用料は無料。

▼「いわきっず もりもり」の様子。無料とは思えない充実ぶり。

いわきっず もりもり

平日ということもあってか利用しているのは私たち家族以外に親子連れが3組ほどでした。

▼絵本コーナーもありました

いわきっず もりもり 絵本

利用可能なのは小学校低学年までとのこと。

その他、開放時間や定休日等については下記ページを参照してください。

詳細:いわき市屋内遊び場のご案内 – いわき市

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ランチはどうする?

いわき市石炭・化石館「ほるる」にはレストランがありません。

館内にはコミュニティカフェという休憩スペースがあり、持ち込みの飲食が可能となっています。ワークショップやイベント等で貸切になっていることもあるようです。

「ほるる」周辺でランチできるお店は湯本駅周辺に集中しています。

湯本駅

湯本駅を利用する場合、駅周辺で昼食を済ませてから「ほるる」に向かっても良いでしょうし、午前中に「ほるる」を見て回り、帰りに駅周辺でランチするのも良いと思います。

今回私たちはハワイアンズのホテルに宿泊していて、午後はプールで遊ぶ予定だったのでランチはプール沿いのフードコートを利用しました。

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ミュージアムショップ

ほるるの本館にはミュージアムショップがあります。

アンモナイトの化石やモササウルスの歯などの本物の化石類、恐竜のぬいぐるみやプラモデルなどが販売されています。

いわきの名産品や物産品なども売っているので、いわきのお土産を買うのにも良いと思います。

詳細:ミュージアムショップ

開館時間・料金・アクセス他

ほるる 入口

開館時間や料金、アクセスについてもまとめておきます。

開館時間

  • 開館時間:9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:第3火曜日(第3火曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)・1月1日

観覧料金

【個人】

  • 一般:650円
  • 中・高・大生:430円
  • 小学生:320円

【団体】

  • 一般:580円
  • 中・高・大生:390円
  • 小学生:290円

※団体は20人以上

▼入口近くに無料のコインロッカーもありました。

ほるる 企画展示 看板

アクセス

【いわき市石炭・化石館 ほるる】

〒972-8321 福島県いわき市常磐湯本町向田3-1

▼地図

電車で行く場合:常磐線「湯本駅」から徒歩約13分

湯本駅までは東京駅から常磐線特急「ひたち」で約2時間16分ほどです

車で行く場合:いわき湯本ICから約10分(専用駐車場があります)。

▼開館時間、休館日、アクセス等の詳細は公式ホームページを参照してください。

>> いわき市石炭・化石館 ほるる

以上、いわき市石炭・化石館「ほるる」について紹介しました。

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