常磐線特急「ひたち」に子連れで乗車。海も見えたよ。

特急ひたち

JR常磐線の特急列車「特急ひたち」に乗りました。利用したのは東京駅-湯本駅間。

4歳を連れての家族旅行(目的地はハワイアンズ)だったのですが、すんなり席も予約できましたし座席も広々としていて快適でした。

以下、特急「ひたち」についてのレビューです。

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特急ひたちの概要

特急「ひたち」は東京の品川駅と福島県のいわき駅を結ぶ常磐線の特急列車です。

主な停車駅は下記の通り。

品川 – 東京 – 上野 – (柏) – (土浦) – 水戸 – 勝田 – (東海) – (大甕) – (常陸多賀) – 日立 – (高萩) – (磯原) – (勿来) – 泉 – 湯本 – いわき

※()は一部の列車のみ停車

運行本数はだいたい1時間に1本程度。

始発の品川駅から終点のいわき駅までの所要時間は約2時間30分ほどです。

特急ひたち 品川〜いわき間

ちなみに常磐線の特急列車には他に「ときわ」がありますが、「ひたち」とは行き先と停車駅が異なります。

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東京駅のGranSta(グランスタ)でお弁当を購入

今回の旅の目的地であるハワイアンズがあるのは常磐線の湯本駅。東京駅から特急ひたちに乗車しました。

東京駅 – 湯本駅間の所要時間は2時間16分となかなかの長丁場。お昼時でもあったので東京駅でお弁当を買って車内で食べることに。

お弁当は東京駅改札内にあるGranSta(グランスタ)で買いました。

お弁当はお寿司から中華、焼き魚、焼き鳥、親子丼、とんかつ、仙台の牛タンと選び放題。平日でしたがけっこうな人で賑わっていました。

東京駅 GranSta 看板

お弁当以外にもスイーツやお土産も売っています。

東京駅 グランスタ

詳細:GranSta(グランスタ) TOKYOINFO

無事、お弁当を購入し出発時刻も近づいてきたのでホームへ。

東京駅から乗車する場合、いわき駅方面の「ひたち」の発着ホームは7番線、8番線となります。

特急ひたち(下り)の混雑と客層

私たちが特急「ひたち」に乗ったのは9月中旬の平日。我が家では夏休みの混雑を避けるためにこの時期に休暇を取ることが多いです。

東京駅を10時53分に発車する特急「ひたち」9号に乗車。満席ではありませんでしたが、座席は8割ほど埋まっているかなという印象。

平日ということもあってか、スーツ姿のビジネス客がほとんどでした。同じ車両で子連れの客はおそらく私たちだけ。

夏休み・春休みシーズンや土日祝日の客層はまた変わってくるものと思います。

日立駅で人がたくさん降ります。日立駅以降はガラガラと言っても良いくらい。

▼新しい車両なので車内設備等も充実していました。グリーン車は5号車のみ。

特急ひたち 車内設備

電源は全座席の肘掛けに

各座席の肘掛けに電源があります。充電には困りません。

▼私たちは最前列の座席だったので肘掛けとは別にもう一つ電源を使える状態でした(実際は使わず)。

お弁当タイム

さっそく楽しみにしていたお弁当の時間。

▼イベリコ豚重とサラダ。

食べるときに気づいたのですが、イベリコ豚重は1152キロカロリーと凄まじい数字。妻と分けて食べました。

▼その他、サンドイッチや揚げ物など。

周りはビジネス客ばかりで多少浮いていたかもしれませんが、特急列車で食べるお弁当はやっぱり良いですね。

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車内販売もあった

特急「ひたち」には車内販売もありました。

販売しているのはNRE(日本レストランエンタプライズ)です。

▼車内販売のメニュー

特急ひたち 車内販売 メニュー

詳細:ひたちのメニュー一覧 NRE(日本レストランエンタプライズ)

車窓からの眺めは?一瞬だけ海が見えたよ

特急ひたちは茨城県、福島県の一部の海岸沿いを走ります。

いわき駅方面行きの場合、海が見たい方は進行方向に向かって右側の座席がおすすめです(座席表のA・B)。

▼道路を挟んで海が見えました。スマホの位置情報には、いわき市との表示。

特急ひたち 車窓 海

以前乗った「特急わかしお」や「スーパービュー踊り子号」などに比べると海が見える時間はとても短いです。ぼぉーっとしていると見逃してしまうかもしれません。

▼のどかな田園風景。スマホの位置情報によると場所は茨城県の石岡市。

特急ひたちからの車窓 田園風景

指定席・自由席の区分がない

特急「ひたち」には従来の指定席・自由席という区分がありません

グリーン車を含む全ての車両で座席が指定可能となっています。

私たちは普通車の指定席を予約・購入。

指定席券とは別に座席を指定しない「座席未指定券」も販売されています。発車時刻が決まっていない場合などに利用すると便利です。

座席の上部には空席状況が分かるようにLEDランプが灯っています。

特急「ひたち」の車両として使われているE657系では2013年10月から2015年3月にかけてこのランプを取り付けるための工事が行われていたそうです。私は今回初めて見ました。

▼緑色のランプは指定席が発売済みの席。

▼赤は空席。黄色はそろそろ座席指定した客が乗車してくることを示しています。

▼まとめるとこんな感じ。

  • 赤色 – 空席
  • 黄色 – まもなく座席指定した客が乗車してくる
  • 緑色 – 指定席発売済

特急ひたち 座席ランプ説明

その他、「座席未指定券」から「指定席特急券」に変更する方法などについては下記を参照してください。

詳細:常磐線特急「ひたち」「ときわ」特急券の購入方法等 – JR東日本

チケットレスサービスを利用

特急「ひたち」はえきねっとチケットレスサービスを利用できます。

今回私たちも利用しました。特急券を発券する必要がなくなるのでとても楽です。

申し込みはスマートフォン・携帯電話からのみ。また、改札を通る際にはSuica等が必要となります。

乗車中、車掌・駅係員に特急券の提示を求められたら購入完了のスクショやメール、購入履歴を提示します。

1席につき通常の指定席特急料金から100円割引とお得です(子どもの割引額は大人の半額)。

詳細:えきねっとチケットレスサービス

乗車時間は2時間以上。湯本駅に無事到着

2時間以上の乗車ということで子どもが騒いだりしないか心配でしたが、お弁当を食べたり塗り絵をしたりしていたら意外とあっという間でした。

子どもも4歳になり、だいぶ静かにしていられるようになって成長を感じます(機嫌が悪い時はまだまだ大変ですが)。

今回は車両の先頭の座席を購入したのですが、まだお子さんが小さい方などは前の座席を蹴ってしまう心配がないしすぐにデッキに出られるのでおすすめです(リクライニングを全開にしてゆったりしたい場合は最後尾の座席もおすすめ)。

▼トイレも座席からすぐのところにあったので安心でした。

旅の目的地、ハワイアンズのある湯本駅に到着。

▼素敵な駅名標。地元の中学生の作品です。

湯本駅 駅名標

▼湯本駅ホームには足湯もありました。

湯本駅 足湯

▼駅からタクシーに乗って、いざハワイアンズのホテル「モノリスタワー」へ。

湯本駅

以上、今回は常磐線の特急列車「ひたち」についての紹介でした。

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