小田急ロマンスカーのヘビーユーザー、かつかつ主夫です。
ロマンスカーは、箱根、小田原、江ノ島、鎌倉方面など、人気の観光エリアに行く際に便利ですね。私は両親が小田原方面に住んでいるので、月に1度くらいの頻度で利用しています。
実はこのロマンスカー、会員登録等、面倒なことを一切せずに特急券の予約、購入ができるって知っていましたか?e-Romancecarというサービスで、乗車日の1カ月前から予約、購入が可能です。
もちろんスマホからもOK。当日に窓口で購入するとなると、休日や観光シーズンはけっこう並ぶので、事前に予約しておくと便利です。しかも座席指定までできるのでオススメです。
では、さっそく予約方法をスマホのキャプチャ画像入りで説明していきます。
※私はいつも購入はせず予約だけするので、ここでは予約に特化して説明します。
スマホからロマンスカーの特急券を予約する方法
まず、e-Romancecarという、予約サイトに飛びます。
▼すると、↓のような画面が出てくるので、「空席照会/予約/購入」ボタンをタップ。
▼続いて、日時、利用区間、予約人数を指定し、「空席照会」ボタンをタップ。
▼指定した日時の列車空席状況が表示されるので、予約したい列車のリンクをタップ。
▼号車の指定や席が離れた場合に購入、予約するかどうかを選択する画面に移ります。規約がダラダラと載っているので、下までスクロールして同意するにチェックし、「次へ」ボタンをタップ。※座席指定の方法に関しては後で説明します。
▼最後にメールアドレス、電話番号を入力。画像認証の文字列(半角英数字)を入力して予約ボタンをタップ。予約完了となります。
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発券方法は?
予約が完了すると、予約画面で入力したメールアドレス宛てに「e-ロマンスカー 予約完了のお知らせ」というメールが届きます。そこに、予約番号、電話番号、乗車日時、人数、座席等の情報が掲載されています。
この中で、予約番号、電話番号は、発券するときに必要となるので、メモしておきましょう。私はスマホでPCメールを読み込めるようにしていますが、ネットが繋がらない場合などを考えて、いつもメモ帳アプリにメモしています。
予約後は、駅の窓口や券売機から発券手続きをすることになります。
気を付けたいのは、予約できるのが発車時刻の45分前までということ。また、予約した場合、発券は発車時刻の15分前までにしなければなりません。15分前までに発券しないと自動的にキャンセルとなるので注意して下さい。
予約した特急券を駅の券売機から購入する場合は、券売機の画面の「電話予約」から手続きを行います。この際、予約時に登録した「電話番号」と「予約番号」が必要となります。
ちなみに、乗車日の8日前までに予約した場合は、予約日を含めて8日以内に発券しなければならないのでご注意ください。期限までに発券しなかった場合は自動キャンセルとなります。
少しややこしいですが、特急券の引き取り期限について以下にまとめておきます。
- 予約日が乗車日の8日前まで:予約日を含め8日以内
- 乗車日の7日前~発車45分前:発車15分前まで
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座席指定もできる!子連れの方におすすめ!
上では説明を省きましたが、e-Romancecarではロマンスカーの座席指定もできます。実はこれがロマンスカーを予約する上での一番のオススメポイントです。
会員登録など全くせずに座席指定ができるというのはかなり便利だと思いませんか?特に小さなお子さんを連れて電車に乗る方なんかは、なるべくトイレが近い方が良いとか、車両の最前列または最後列が良いとか、色々と希望がありますよね。私も娘がイヤイヤ期真っ盛りの2、3歳の頃は座席指定サービスに助けられました。
それでは、ロマンスカーの座席を指定する方法を解説します。
▼先に紹介した号車の指定画面で、「指定号車の座席をシートマップで選択」にチェックを入れてください。
次へボタンをタップすると、画面にシートマップが出てくるので、座席を指定します。
▼シート番号がグレーになっている座席は他の人が予約済です。青色の座席にチェックしましょう。
その後は、先ほどと同じように電話番号、メールアドレスの入力画面に移り、予約ボタンを押せば予約完了となります。
ロマンスカーのラインナップと座席表一覧
座席指定をする際、何号車と何号車に間にトイレがあるか等、列車全体が一目で分かるマップのようなものがあると便利です。我が家は先日、トイレに隣接した号車の最前列を予約しました。前に人がいないというのは気が楽ですし、すぐトイレにも行ける安心感があって快適でした。
以下、ロマンスカーのランナップと座席表一覧へのリンクをまとめました。
GSE(70000形)
GSE(70000形)は2018年3月に運用が開始されたロマンスカーです。GSEは、「Graceful Super Express」の略。広々とした窓からのダイナミックな眺望が特徴となっています。
MSE(60000形)
MSE(60000形)は、2008年3月に運用が開始されたロマンスカーです。MSEは、「多彩な運行が可能な特急列車」ということで、「Multi Super Express」の略とのこと。
VSE(50000形)
VSE(50000形)は、2005年3月に運用が開始されました。VSEは、「Vault Super Express」の略。Vault(ヴォールト)は、ドーム型の天井、天空、空間という意味です。
EXEα(30000形)
EXEα(30000形)は、後述のEXEをリニューアルした車両となります。2017年3月に運行が開始されました。
EXE(30000形)
EXE(30000形)は、6代目として1996年に運行が開始されたロマンスカーで、名前は「Excellent Express」から来ています。
LSE(7000形)※2018年に引退しました。
1980年に登場し、約38年に渡って活躍したLSE(7000形)は2018年に引退。2018年10月13日にはラストランツアーが行われました。子どもの頃から乗っていた車両だったので少し寂しい。。
▼ロマンスカーの車両の種類は、予約画面の空席状況のページに表示されています。
ロマンスカーの料金は?
小田急ロマンスカーの料金について、簡単にまとめました。
2020年1月現在、主な区間におけるロマンスカーの「特急料金」および「きっぷ運賃」は下記の通りとなっています。きっぷ運賃よりもICカード運賃の方が若干割安です(10円ほど)。
区間 | 特急料金 | きっぷ運賃 | ICカード運賃 |
---|---|---|---|
新宿 – 小田原 | 910円 | 900円 | 891円 |
新宿 – 箱根湯本 | 1110円 | 1220円 | 1211円 |
新宿 – 片瀬江ノ島 | 630円 | 640円 | 639円 |
新宿 – 御殿場 | 1560円 | 1300円 | – |
北千住 – 小田原 | 1120円 | 1090円 | 1080円 |
北千住 – 箱根湯本 | 1320円 | 1410円 | 1400円 |
北千住 – 片瀬江ノ島 | 840円 | 890円 | 881円 |
子どもは大人の半額です。6歳未満は無料ですが、座席を利用する場合は子ども料金の支払いが必要となります。
なお、e-Romancecarで予約、購入できるのは特急券のみです。SUICAやPASMOなどのICカードを持っている場合は、特急券だけ購入し、改札はカードで通れます。
料金は改定されることがあります。最新料金は、小田急電鉄のホームページで料金表で確認してください。
まとめ
e-romancecarのサービスは、2013年に始まったとのこと。スマホでの予約が可能なので、助かっています。
不満点を挙げるとすれば、予約した場合は発車時刻の15分前までに発券しないとキャンセルになることです。前もって到着しておかなくてはならないので、ホームで待ちぼうけをくらうことも。
新宿の場合は小田急の改札に入る前にカフェやレストランで時間がをつぶせます。新宿駅の小田急線ホームには、ロマンスカーの発着の様子が間近で見られるロマンスカーカフェがあるので、早く着きすぎた人にはおすすめです。
駅での待ち時間が気になる方は、e-romancecarで特急券を購入してしまっても良いかもしれません。クレジットカードで簡単に購入できますし、その場合、発券する必要がないので楽です。
平日など、それほど混雑しない時期、時間帯の場合は、空席照会だけしておいて座席に余裕があれば、あえて予約、購入はせずに駅で直接特急券を購入しても良いと思います。
キャンセルや払い戻し等、その他の疑問点は小田急電鉄の公式ページ(FAQ)を参照して下さい。
e-romancecarはなかなか便利なサービスだと思うので、ロマンスカーによく乗るという人は利用してみてはいかがでしょう。
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