イヤイヤ期の接し方と対処法についての実例紹介。

子どもが生まれる前、スーパーで床に寝転がり泣き叫ぶ幼児と困り果てたお母さんの姿を見るにつけ、大変そうだなー、なんであんななっちゃうんだろうなーなんて他人事のように思っていました。

子育て中の今は、駄々をこねたり癇癪を起している子を見ると、イヤイヤがピークだった頃の娘の姿がフラッシュバックして懐かしく感じたりします(まだイヤイヤ終わってないですけどね)。

イヤイヤ期のしんどさは並大抵ではありません。私の周りの子育てがひと段落した人たちに話を聞いても、「イヤイヤ期が一番つらかった!」と言う人が多いです。

今回は、そんなイヤイヤ期の子どもとの接し方やイヤイヤが爆発したときの対処法などについて、我が家での経験を交えて紹介したいと思います。

イヤイヤの全盛期は2歳~3歳?

そもそもイヤイヤ期というのは学術的な概念ではないので(たぶん)、いつからはじまりいつ終わるのかといったことは漠然としていてはっきりとした答えはないようです。

子どもによってはイヤイヤ期がなかったという話を聞くこともあるので(ほんとかな?)、かなり個人差があるのでしょうね。

一般的には2歳、3歳がイヤイヤ期全盛という認識ではないかと思います。

英語ではterrible twosなんて言葉があったり、日本語では魔の2歳児悪魔の3歳児なんて言葉もありますね。

うちの娘の場合は、1歳を過ぎたころからすでに床に仰向けで寝そべって全力で拒絶の意志を示すっていう定番のイヤイヤ行動を繰り返していました。

その頃は、ああ、この子はイヤイヤ期が早く来たんだな。自己主張が強い子なんだな。もしかすると、今がピークで、他の子よりも早くイヤイヤ期が終わるのかな、なんて淡い期待を抱いていたものですが、甘かったですね笑。

当時のイヤイヤなんて今思えば可愛いもので、他のことに気を逸らせればなんとか場を治めることがことができたのですが、2歳、3歳になってくるとなかなかそうもいきません。

2歳になってからはイヤイヤが本格化してきて、何を言ってもイヤ!と返される日々。

おそらくピークは3歳になりたての頃だったかと思います。癇癪を起こした時のエネルギーはもちろん、身体の大きさ、力も増しているのでかなり大変でした。

3歳半頃からは話も上手になってきて、癇癪を起す回数も減り以前に比べてだいぶバトルする回数が減った気がします。

▼話上手になってくると、口喧嘩みたいになったりもしますね。

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イヤイヤ期の接し方・対処法|我が家で実践した方法

他のことに気を逸らす

とりあえず私たちがが実践してみて効果があったと思うのは、他のことに気を逸らすという方法です。

おもちゃや絵本、子ども用のお菓子などを使って、子の気持ちを誘導します。

1歳の頃はこれがかなり上手くいっていて、特にお菓子のボーロをあげると一瞬にしてギャン泣きから爆笑へと子の感情を転換することが可能でした。

ところが2歳を過ぎた頃からそうすんなりいかなくなり、自分のやりたいこと、やりたくないことがより明確になっているようで、しぶとく食い下がってきます。

それでも全く効果がないわけではないので、子どもが駄々をこね始めたときの第一の選択肢として、他の物に注意をそらす、というのは有効な方法だと思います。

保育士さんはこういった子どもの気をそらすのが本当に上手ですね。

自分も保育園の送迎時に、駄々をこねる園児を闘牛士のごとく華麗に御す保育士さんの熟練の技を見て、たくさん学ばせてもらいました。

▼自転車に全然乗ってくれない時期には最終手段としてボーロを利用していました。

時間に余裕を持って行動する

時間がなくて焦っているときは、子のイヤイヤになかなか付き合ってあげられません。日々、最適な接し方や対処法について考え、実践しようと心掛けてはいますが、朝の忙しい時間帯にわけのわからないイヤイヤをされると、ついつい「早く!時間ないよ!」と声を荒げてしまいます。

▼保育園に送る前に叱ってしまうと、その日一日沈んだ気持ちに。。

時間に余裕があれば、子どもに向き合う気持ちの余裕も出てきます。子どもが自分で服を着たがったり、靴をはきたがったりしているときにも、じっくり待ってあげられます。

親としては、子の挑戦したいという気持ちをなるべく尊重してあげたいですからね。

嵐が過ぎ去るまで放置(Time Out)

1、2歳の頃、娘はボーロが大好物で保育園から帰ってきた途端に「ボーくしゃい(ボーロください)、ボーくしゃい」とよくねだってきました。

お腹が空いているんだろうと思って、小分けにされた袋を渡すんですが、食べ終わるとまた呪いの呪文のように「ボーくしゃい、ボーくしゃい」を連発。

夕飯前なので、二袋あげるわけにはいかず、「これからご飯だから我慢して。また明日ね」と声を掛けるのですが聞く耳を持たず。

そんなときは、泣き叫んでも放置です。何度か諭しても効果がない場合は、このようにほったらかしにして、気持ちが静まるのを待つことにしています。

これは海外の育児サイトなどでも奨励されている方法で、英語ではTIme Outと呼ばれています。

参照:time-outs for tantrums | familyeducation

しばらくするとケロッと泣き止み、他のことに興味を持って遊び始めたりするので、けっこう良い対処法かもしれません。

駄々をこねれば何かを得られると学習してしまうのも避けたいですしね。

子どもが小さければ小さいほど、こういった気持ちの切り替えは早いという印象があります。

しっかり寝かせる

子育てを経験された方は分かると思いますが、幼児は眠いとむちゃくちゃ機嫌が悪くなりますよね。

我が家ではお出かけの時間帯をすごく気にしていました。

子連れで人と会うときはなるべくお昼寝の後にしたり、朝早めに集まってお昼寝前に解散したり。

一日外に出る場合は、お昼寝はいつどこでするのか、かなり綿密な計画を立てました。

娘は眠い時に抱っこ紐でゆらゆらするとすんなり寝てくれることが多かったので、外出の際に抱っこ紐は必須でしたね。

▼家で寝かしつけるときも抱っこ紐は大活躍しました。

感情的にならない

子どもが駄々をこねたり癇癪を起したりしたときに、感情的にならないように気をつけています。

経験上、こちらが感情的になってしまうと子どももどんどんエスカレートしていって事態は悪化の一途をたどります。

子どものイヤイヤに冷静に対応するのはとても難しいことですが、なるべく時間に余裕を持たせたり、夫婦のどちらかが感情的になってきたら相手にバトンタッチしていったん場所を離れてクールダウンしたり、冷静になりやすい環境やルールを自分たちで作っておくと良いと思います。

▼親のイライラを鎮める方法について。海外の育児サイトなどを参考に考えてみました。

子どもが落ち着いてから話をする

イヤイヤが爆発している最中、子どもはまず聞く耳を持ちません。

1歳くらいだとまだ難しいかもしれませんが、2歳、3歳になり言葉でのコミュニケーションができるようになってきたら、落ち着いた頃合いを見計らってゆっくりとお話をします。

子どもが癇癪を起して叩いてきたり物を投げたりしてきた後には、クールダウンした後に「次からはこう言ってね」と言葉で気持ちを説明できるように促しています。

このとき、なるべく優しい口調で愛情を伝えられるようにも意識しています。叱られたことで自分自身が拒絶されたとは絶対に思ってほしくありませんからね。

▼そもそも2歳、3歳の子どもは感情のコントロールが苦手ですよね。一方で親は子の自制心を過大評価しているという調査も。

共感する

子どもがイヤイヤしているときに、「そうだよね、自分でやりたかったんだよね」とか「これで遊びたいんだよね。でもお友達が使ってるからもう少し待ってあげようか」等々、まず共感してあげることも大切だと思います。

うちの娘もまず共感してあげることで少し落ち着きを取り戻すといったことがありました。

保育園の送迎時に、保育士さんがよく「うんうん、そうだよね」と子の気持ちに共感してあげている姿もよく見かけるので、有効な方法ではないかと思います。

▼イヤイヤ期の対応について保育士さんから「選択肢を与える」、「見通しを持たせる」などのアドバイスをもらいました。

できたことを褒める

子どもがイヤイヤ期の頃はどうしても叱ってしまうことが多くなりますよね。

そういう時期だからこそ、子どもがきちんと我慢できたときや何かに挑戦して達成できたときには目いっぱい褒めてあげるように心がけています。

癇癪後に子どもが冷静さを取り戻したときにも、ギュっと抱きしめてその頑張りを全力で褒めたたえます。

子どもも成長するにつれて我を失っていた自分を振り返られるようになってくるようで、「さっきは叩いてごめんね」なんて謝ってきたりもするようになります。

そんなときは我が子が愛おしくてたまらなくなります。

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辛抱強く、子の成長をサポートしたい

親だって普通の人間ですから、子どもにイヤイヤを連発されるとイライラしてしまいますよね。子を感情的に叱ってしまい、自己嫌悪に陥ることも多々あります。

でも、ある程度は仕方がないことなのかもしれません。私たちは聖人君主じゃありませんからね。完璧な親になんてなかなかなれません。

また、一人きりでこのイヤイヤに対処するのは困難を極めるということも実感しています。イヤイヤに対処する際の体力的、精神的負担やストレス、イライラ。これらをシェアできるのが一番だと思います。

私の場合は妻とシェアできているのでなんとかなりました。

子どものイヤイヤというのは子育てをしている人なら必ず通る道ですから、イヤイヤ期の接し方について相談できる人や、同じ悩みを共有できる人も必ずどこかにいるはずです。

周囲にそういった人がいなくても、インターネット上にこれらの悩みは溢れています。私も種々のブログやQ&Aサイトなどを巡回しまくって参考にさせてもらっています(特に海外のサイトがおすすめ)。

そこで相談してみたり、「うんうん。分かる分かる」と共感するだけでも、胸のつかえがスッと取れることがあるはずです。

できもしないことに挑戦しようとしたり、真新しい物を見つけたら必死でそれを手に入れようとしたり・・・。手は焼けますが、我が子の好奇心や冒険心、自己主張が強くなってきているのを実感できるというのは、嬉しいことでもありますよね。

この時期は、親にとって、辛抱強さを身に付けるための精神修養の期間なのかもしれません。子を見て学ぶことは本当にたくさんあります。

イヤイヤ期の接し方、対処法は今でも模索中ですが、魔の2歳とか悪魔の3歳と呼ばれるこの時期を、「早く過ぎ去ってくれ!」ではなく、「できるだけ楽しもう」と少しでも思えるように心掛けていけたらいいですね。

以上、かつかつ主夫でした。

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