先日、1歳半の娘が通っている保育園の保育参観に夫婦で行ってきました。
お友達や先生とともに過ごす我が子の姿が見られるというのは貴重ですね。とても有意義な時間を過ごせました。お子さんが通われている保育園・幼稚園で保育参観が行われているなら是非参加することをおすすめします。
それでは以下、私たちが参加した保育参観の内容や感想をシェアしたいと思います。
保育園によって保育参観の内容は異なると思われますので、あくまでも一例として参考にしてください。
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目次
1歳児クラスの保育参観|内容と感想
現在1歳6カ月の娘は1歳児クラスに所属しています。
保育園の1歳児クラスには、1歳になったばかりの子と2歳を過ぎている子が混在しています。結構まとまりのないカオスな感じを予想していたのですが、思っていたより身体の大きさや言葉の発達などに大きな差はなく、保育士さんを中心に統一感のある集団としてテキパキと動いていました。
もちろん途中で泣き出す子もいましたけどね(我が子含む)。
服装は動きやすい格好がオススメ
小学校などで授業参観ってものがありますよね。保育参観はかなり趣が異なります。
見学するというよりは、子どもと一緒に保育を体験するという感じです。
特に1歳児クラスでは身体を使った遊びが中心で、しゃがんだりハイハイしたりすることが多くなるので、服装は動きやすい格好をオススメします。
季節によっても変わってくると思いますが(私たち夫婦が参加したのは7月初旬)、私はポロシャツにジーンズ、妻もTシャツにジーンズといった軽装で行きました。
変装はしなかった
保育園によっては、自分の子に正体がバレないようにするため、保護者が変装するところもあるみたいですが、うちの子の保育園は変装なしでした。
なので、バレバレです。意外と「あれ、なんでいるの?」みたいな戸惑いはなかったようで、ただただ嬉しそうにしていました。
ちなみに、カメラ撮影は禁止でした。他の子が映ってしまうし、普段の保育の雰囲気が壊れちゃいますからね。
どちらにせよ、親が来ている時点でいつもと全く同じ保育を再現するのは難しいと思いますが。保育士さんも多少なりとも意識してしまうでしょうし。
雨の日だったので室内遊びが中心
この日はあいにくの雨だったので、外遊びができませんでした。まあ、その分我が子とお友達との絡みを至近距離で事細かに観察できたので良かったです。
全体の流れはこんな感じでした↓
- 朝の点呼(9時頃):「はーい」又は「あーい」と可愛らしく返事をします。
- おもちゃ:お鍋などの調理器具で、おままごと。
- 絵本:ダルマが出てくる絵本(かなり大きなサイズ)を保育士さんが読んでくれました。みんな、絵と保育士さんの掛け声に合わせて手を挙げたりゴロンと転んでみたり、リアクションします。
- 手を使った遊び:各自椅子に座ってパズルなどの手を使った遊びをしていました。みんな結構真剣。
- リズム体操:トトロの「さんぽ」など、歌を流して踊ります。みんな大はしゃぎ。
- マット運動:マットの上に作った坂道を登り降りしたり、トンネルを潜ったり。
- おもちゃ:再びおままごと。
- 面談&給食の試食:別室で担任の保育士さんとの面談。
- 子どもと一緒に帰宅(12時頃)
最後の方は新入りの保育士状態
私たちは二人して我が子にまとわりついて一緒に遊んだり踊ったりしていたのですが、時間が経つにつれて他の子たちも警戒心が解けてきたようで、最後の方には周りにわんさか寄ってきました。
周囲を6、7人に囲まれて抱っこをせがまれたり、夫婦ともに新入りの保育士状態。
他人の子がこんなに可愛いと思えるとは。娘は「私のパパだよ」みたいな感じで抱きついてきました。
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保育参観に参加してみて分かったこと
目の当たりにした我が子の個性
朝の点呼のとき、娘が2歳を過ぎていると思われる身体の大きな男の子に軽く叩かれる場面がありました。すると娘、思いっきり叩き返してるんですよ、その子の頭を。
すぐに保育士さんが止めてましたけど。
負けん気が強いというか、やられたらやり返す的な感じでしょうか。普段から薄々感じていたことではあるんですが、こういった場面を目の当りにすると「ああ、この子強いなぁ」と痛感させられます。
また、保育園は家で過ごすのとは全然違って集団で色々なことをします。
絵本を読み終わったらパズル遊び、その次はリズム体操、その間にオムツ交換、といった感じで目まぐるしく変化するんです。
子どもたちは保育士さんの指示に従って意外と機敏に動くのですが、うちの子だけ、そういった場面でぐずったり床に突っ伏して拒絶の意志を示したりしていました。
私たち夫婦がいるからというわけではないようで、普段から保育園ではこういう傾向があるそうです。保育士さんも言っていたのですが、一つのことや物に対する集中力が強いとも言えるし、場面の切り替えが苦手と言うこともできるかもしれません。
これも今回の保育参観で知った我が子の個性です。
まあ「場面の切り替え云々」の話に関しては、集団保育なのである程度順応することも必要とはいえ、自分としてはこの年齢・月齢だったら集中していることを無理やり中断されたり、やりたくないことをやらされたりすることに対して怒ったりするのは別に良いのではないかと思います。
そういう時期なのだろうなと思って特に家での過ごし方を改善しようとも考えていません。
保育士さんの仕事は大変
保育参観に参加してみて、保育士さんの仕事の大変さを身を持って知ることができました。
歌ったり踊ったり抱っこしたり体力的にしんどいことはもちろん、あれだけの人数(20人くらい)に目を行き届かせて、ケンカがあったら仲裁し、泣いている子がいたらそばに行って話しかけ、おむつ替えをしたりトイレトレーニングをしたり、食事を食べさせたり昼寝の寝かしつけをしたり。
相当なハードワークです。
しかも私たちは午前中だけでかなり疲れたんですが、これを19時過ぎくらいまでやるんですから(遅番・早番等の勤務にもよるのでしょうが)。
さらに、連絡帳の記載や着替えの整理など、その他にもやることがたくさんです。
現在の保育士の賃金体系は間違いなく低過ぎると断言できます。
世の中の多くの仕事と比較しても、その大変さ及び重要さにおいてもっと給料を貰うべき仕事であることは明白です。
前々から分かっていたことではありますが実際に保育を体験することによって保育士の待遇の悪さが半端じゃないことを痛感させられました。
まとめ|父親の参加者も多い
私は一応主夫をやっているのですが、社交性ゼロかつ極度の人見知りのため、普段あまり子どもと2人で児童館に行ったり公園に行ったりしません。
なので、我が子が他の子どもたちと一緒にいるところを見る機会が少ないんです。今回保育参観を経験してみて、他の子たちに混ざって遊んでいる娘の姿がとても新鮮でした。
もし自分の子どもが通っている保育園・幼稚園に保育参観があるなら、父親の方も参加することをお勧めします。新たな発見があるはずです。実際に他のお父さんたちが参加しているのもよく見かけます。
普段主夫をやっていて、子どもと過ごす時間が比較的長い私でもまだ見ぬ我が子の姿に驚かされる場面が何度もありました。保育園での子どもの様子を見られるなんて貴重です。平日だと仕事があるかもしれませんが、一日ぐらい有休を取って参加してみてはいかがでしょう。
以上、保育参観の体験レポートでした。
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