子どもが唇を怪我したので形成外科(救急)へ。約1週間で完治しました。

4歳娘がアスファルトに顔面を打ち付け、下唇に怪我をしました。

けっこう深くまで切れてしまったようで大出血。号泣です。

その後、病院の救急外来(形成外科)を受信し処置をしてもらって傷口は完治。跡も残らず安心しました。

今回は、娘が怪我をした状況や病院への連絡、何科を受診するかの判断、処置の内容とその後の回復具合について書き残しておこうと思います。

お子さんが同じような怪我をしてしまった方の参考になれば幸いです。

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顔面を強打し唇から大出血

まずは4歳娘が怪我をした状況について(現場に居合わせたのは妻で私は後から合流)。

車止めのチェーンに足を取られて豪快に転倒

その日は土曜日でした。14時頃、近所のお友達と公園で遊ぶことになり嬉しくてたまらない様子の娘。妻の「危ないから走らないで!」という声も耳に入らないほどの興奮状態だったそうです。

自宅近所にある公園はすぐ隣がマンションの駐車場となっており、公園との境界に車止めがあります。

「〇〇ちゃーん!」と叫びながら公園に向かって全力ダッシュをする4歳、「そこ危ないよ!」の声をかけるも間に合わず車止めのチェーンに足を取られ、くるっと鉄棒の前回りをするような感じで顔面をアスファルトに強打しました。

本人に後から確認すると、そもそも車止めのチェーンがあったことに気がつかなかったとのこと。ほぼ受け身を取ることもできず顔面から墜落しました。

傷口を水で洗いタオルで抑える

公園には水道がなかったので口をつけていないペットボトルの水で傷口を洗いました。

公園で遊んでいた近所の小学生たちが集まってきて血を拭くためのティッシュやらを貸してくれたり娘を慰めたりしてくれたとのことです。

ちなみにティッシュは傷口に繊維が付着して後から処置する際の邪魔になる可能性があるので、できるだけ清潔なハンカチ等を使用した方が良いと思います。

▼口や歯の怪我の応急処置についてはこちらのサイトが参考になるかと思います。

東京都こども医療ガイド|歯や口をけがした

何科を受診したらいい?

怪我の箇所は3箇所

怪我をした箇所は下唇と右の前歯。顎も地面に擦ったようで少しだけ出血。

前歯は少しぐらついていて歯茎と歯の付け根の境目のところから血がにじんでいました。

この時には私も合流してすぐに病院に行こうという話になったのですが、何科を受診したらよいのか分かりません。

迷った時は#7119に電話

何かを受診すべきかアドバイスをもらうため、#7119(救急相談センター)に電話しました。

#7119(救急安心センター事業)は「救急車を呼ぶべきか」「病院を受診すべきか」「何科を受診すべきか」など、迷ったときに電話でアドバイスをもらえます。

小児救急に関しては他に#8000(子ども医療電話相談事業)も利用できます。

※「#7119」(救急安心センター事業)は現在のところ限られた自治体でのみ実施されています。

救急外来(形成外科)を紹介してもらう

#7119に電話し、対応してくれた看護師の方に怪我をした経緯と状態を説明。唇からの出血が続いていること、唇の傷口の裂け目に砂が入ってしまいなかなか取れないことを伝えると、自宅から比較的近い大きな病院の救急外来(形成外科)を紹介してもらいました。

病院にも連絡をしていただき、対応可能との確認が取れたのですぐに向かって欲しいとのこと。

前歯のぐらつきに関しては、近日中に歯科を受診するよう言われました。

なぜ形成外科だったのか

のちのち調べてみると、唇など口周辺を怪我した場合には歯科(歯科口腔外科)を受診するように推奨されているようです。

では、「#7119」に相談した際になぜ形成外科を紹介されたのでしょうか。

日本形成外科学会のサイトには形成外科について以下のような定義がなされています。

形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって、みなさまの生活の質 “Quality of Life” の向上に貢献する、外科系の専門領域です。

引用:一般社団法人 日本形成外科学会

おそらく唇をかなり深く怪我していると伝えたこともあり、うちの娘のケースは跡が残らないような治療が必要だと判断されたのだと思います。

下唇の裂け目に挟まってしまった砂がなかなか取れないと伝えたことも関係しているかもしれません。

いずれにせよ、自分たちだけで判断するのは難しかったので、「#7119」に相談して良かったと思います。

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救急外来(形成外科)で処置してもらう

2時間半待ち

早速タクシーを呼んで救急外来に向かいました。事前にこれから向かうことを連絡しておいたのですが電話での予約は不可とのこと。

病院に到着後、受付で怪我した経緯と状態を説明。土曜日ということもあってかかなりの混雑で2時間半ほど待たされました。

跡を残さないための判断

ようやく名前を呼ばれて診察室に入り、下唇の状態を診てもらいます(歯のぐらつきに関しては後日歯医者に行くように言われました)。

傷自体は縫合が必要なほどに深刻なものではないので安心しましたが、妻と私が気になっていたのは縦に開いた傷口にある黒い塊です。

水で流してもなかなか取れず、血なのか砂なのかもよく分かりません。医師は「血のようにも見えるし砂のようにも見える」と判断しかねている様子。

「確認するためには強い照明のある処置室に移り、傷口を開く必要があります。いま処置室は別の人が利用していてまたしばらくお待たせしてしまいますが・・」とのこと。救急外来が混雑していることもあってか、医師の方からあまり積極的に治療したいという意志は感じませんでした。

もし砂だった場合はどうなるのかと妻が尋ねると、唇に黒い跡が残るだろうとのこと。繰り返し「刺青みたいな感じですかね」と言われ、その場で言葉には出しませんでしたが「なんだそりゃ。絶対処置してもらおう」と決心しました。

さらに私が「このままにした場合、見た目以外に何か問題になることはありませんか」と尋ねると「そうですね、感染したりする可能性もありますね」

処置しないことのリスクを感じたのか、そこで医師から「では、またお待たせすることになってしまいますが、処置しましょう」と言われました。

処置中の痛みが少しは和らぐかもしれないとのことで唇に塗り薬(麻酔?)のようなものを塗ってもらい再び待合室に戻りました。

まだ4歳の娘が唇の傷口を開いて処置される(想像するだけで痛そう)のを想像すると怖くもなりましたが、(刺青のような)跡が唇に残る可能性を考えると他に選択肢はありませんでした。

処置中、痛みを堪えて頑張る4歳

処置台に寝かされた娘の両脇に妻と立ち両手を握りました。

顔にタオルをかけて目隠しをし、傷口を開くとやはり砂が紛れ込んでいました。医師がピンセットで取っていきます。妻が「痛かったらギューっと手を握ってね」と言うと、娘は力強く握り返してきます。

処置の間、泣くことも暴れることもなくじっとこらえていた娘。砂を取り除き軟膏を塗った後、「頑張ったね!」といっぱい褒めてあげました。

本人は「ぜんぜん痛くなかったよ!」と言いつつ緊張から解放されたのか安堵の表情。私と妻も一安心です。

ゲンタマイシン軟膏を処方してもらう

処置後にも塗ってもらったゲンタマイシンという軟膏を処方してもらいました。

ゲンタマイシン

殺菌作用のある抗生物質で、ほんの薄く塗るだけで良いとのこと。

自治体の乳幼児医療費助成制度のおかげで診察、処置、薬の処方全てが無料でした。

一週間ほどで元どおりに

怪我した当初はかなり痛々しかった傷跡ですが一週間ほどで元どおりになりました。跡も全く残らず。

同じ箇所をぶつけてしまうと怖いので保育園では念のため外遊びを数日間控えました。

傷口は2、3日で急激に回復した印象があります。どうやら唾液が持つ抗菌作用などによって口周りの傷は他の箇所に比べて回復が早いようです。

参照:口の中の傷は皮膚の傷より数倍治りが早い?!

大怪我させないためには事前の対策が大切

怪我した当時4歳半だった娘ですが、まだまだこちらの言うことを聞いてくれない時がありますし危険なこともたくさんします。

関連記事:天使の4歳とは?この時期は決して楽じゃない。

感覚的にはまだイヤイヤ期が続いているような感じです。

普段から「危険なこと」や「危ない場所」について言い聞かせているつもりではありますが、こちらの思い通りにはなかなかいきません。

24時間常に子どもの行動を監視し続けることは不可能ですが、自宅や外出先でどんな事故が起こりうるか様々な可能性を考慮して事前に対策しておくことが必要だと今回の件で改めて思い知らされました。

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