歯医者のセカンドオピニオンを受けてみた話。

どうも。歯科恐怖症のかつかつ主夫でございます。

先月、約20年振りに歯医者に行くことになってしまい、その後何回か通っていたのですが、どうにもその歯科医院の治療の進め方に納得が行かない為、セカンドオピニオンを受けてきました。今回は、実際にセカンドオピニオンを受けてみた感想について書きたいと思います。

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セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは何か。最近よく聞く言葉で世間一般にも認知されているとは思いますが、一応おさらいしておきますね。

セカンド・オピニオン(Second opinion)とは、よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。(中略)主治医に「すべてを任せる」という従来の医師患者関係を脱して、複数の専門家の意見を聞くことで、より適した治療法を患者自身が選択していくべきと言う考え方に沿ったものである。
出展:wikipedia

そうそう。よりよい決断のためなんですよね。

このように、セカンドオピニオンとは主に医療の分野で使われる言葉です。

歯医者のセカンドオピニオンを求める人なんているの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。僕も最初は不安でした。でも、ネットで探し回っていると結構いるんですよ。やはり様々な情報に簡単にアクセスできる時代ですから、一人の歯科医の意見に完全に従うというのではなく、自分に適した治療方法を選択したいと思う人が多くなっているのでしょう。

予約時にセカンドオピニオンを受けたい旨を伝えれば問題ないと思います。

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歯医者によって治療方針は異なる

同じ虫歯の治療でも、歯医者さんによって考え方は様々です。虫歯を発見したらとにかく削って蓋をするという考え方の歯医者さんもいれば、軽い虫歯なら削らずにそのまま残し、きちんとした歯磨き指導によって虫歯の進行を防ぐという考え方の歯医者さんもいます。

僕が最初に行った歯医者では、とにかく全部削るという方針のようでした。20年前くらいだったら、「ああそっか、じゃあしょうがないな」で納得できたところですが、今は我々素人でもインターネットで色々調べることが可能です。治療方法の多様性や歯科医それぞれが持つ治療に対する考え方の違いも分かってしまうんです。そうすると、他の歯医者さんの考え方も知りたくなってしまうものですよね。しかも歯医者はコンビニよりも多いと言われるほどにたくさんありますから。

セカンドオピニオンを受けてみた感想

以前の歯医者さんとは異なる見解

インターネットで近場の歯医者を検索し、なるべく痛みを抑える治療を謳っている良さそうな所を見つけたので早速行ってみました。

「今虫歯の治療を行っているが、他の歯医者さんの意見も聞きたい」という要望を告げると、親切に診断してくれました。すると、予想通り前の歯医者さんとは、虫歯の治療について異なる意見を提示してくれました。

前の歯医者では「虫歯になっている箇所は全て削る」と言われたんですが、今回は、「いくつか神経付近まで浸食してしまっている虫歯に関しては削る必要があるが、軽度の虫歯に関してはすぐに治療しないで良い」とのこと。

やはり、歯医者さんによって考え方や治療方針は異なるんですね。

歯医者によって設備も様々

今回は、それ以外にも実際に僕の歯に付着していた虫歯菌(ミュータンス菌)を見せてくれました。衝撃的でしたね。蠢く無数の虫歯菌を目の当たりにして、敵の強大さを痛感しました。前に治療した歯科医院ではこのような機器はありませんでしたので、これも複数の歯医者さんの診断を受ける意義だと思います。歯科医院にによって備えている設備は様々ですからね。

ちなみに、今回の歯医者さんは、歯磨きを適切に行えば、虫歯の進行を何十年もの間、止めることが可能だと言っていました。治すことはできなくても、悪化を防ぐことはできるとのことです。

自分の歯のことだから慎重に考えたい

僕はなるべく自分の歯を残したいと思っています。虫歯の箇所を削って上から銀歯などで蓋をしても、さらにその下に虫歯ができてしまい、また削るという悪循環に陥ってしまうと思うからです。ネットで調べる限り、このような考え方の歯医者さんはそれなりにいるようで、今回セカンドオピニオンを受けた歯医者さんもそのような方でした。

自分の歯のことですから、歯医者さんに任せきりじゃなく、できるだけ自分の意志も治療に反映させたいですよね。複数の専門家から意見を聞き、多角的な視点で考えるというのは、虫歯の治療に限らず大事だなと思いました。

それではまた。