念願だったワイヤレスイヤホンを購入しました。
これまではiPhoneに付属していたAppleのイヤホンを使っていたのですが、いろいろと不便に感じることが多かったんですよね。充電中はイヤホンが使えないとか。
ということで、Amazonで人気だった「SoundPEATS Q35 Pro」というワイヤレスイヤホンをポチりました。
かれこれ4ヶ月くらい使っているのですが、とても満足しています。
以下、私が(初めての)ワイヤレスイヤホンを購入する際に重視したポイントや「SoundPEATS Q35 Pro」の感想・レビュー、実際の生活で使用しているシーンについて紹介します。
ワイヤレスイヤホンの購入基準(私の場合)
「SoundPEATS Q35 Pro」をレビューする前に、私がワイヤレスイヤホンを選ぶ際に何を基準にしていたかについて書いておきます。
※私にとって今回買った「SoundPEATS Q35 Pro」が初めてのワイヤレスイヤホンとなります。他の製品との比較等はできませんのであしからず。
私は以下の4つのポイントを重視しました。
- 音質にはこだわらない。
- 安過ぎず高過ぎない価格。
- レビューが多くて安心できそうな商品。
- iPhoneとの相性
1.音質へのこだわりはなし
私は特に音質へのこだわりはなく、「雑音混じりで聞いていて不快!」とか「遅延が半端ない」といったレベルでなければ問題なし。低音がどうの、音域が云々は正直どうでも良いです。そもそも、そこまで聴き分ける能力もありませんし。
Amazon等のレビューを見る限り、「SoundPEATS Q35 Pro」は音質が極端に悪いというわけではなさそうで(そこそこ音質は良いとの評価が多かった)、この点はクリアしていました。
2.すぐ壊れそうな安物はNGだけど高価過ぎるのもNG
音質へのこだわりがないとはいえ、すぐに壊れてしまいそうな安物はNGでした。
なので、安過ぎず高過ぎない価格帯のものを中心に見ていくことに。
(本音を言えば、AppleのAirPodsを買ってみたかったのですが、イヤホンに1万5千円以上費やすのは私の中であり得なかったので断念)
「SoundPEATS Q35 Pro」を私が購入した時の値段は4,290円(現在の価格は変わっているかもしれません)。たしか2,500円ほど割引になっていたと思います。
これは完全に私の個人的な金銭感覚ですが、4,000円台というのは「安過ぎず高過ぎない」ちょうど良い価格だと感じます。
レビューを見ると、この値段でこの品質はなかなかコスパが良いという評価もありました(私も実際に使ってみてコスパはけっこう良いと思います)。
3.レビューが多くて安心できる商品
私はワイヤレスイヤホンについて全く知識のないど素人なものですから、商品を選ぶ際にはやはり他の人の評価・評判を気にします。
レビューがほとんど載っていない商品や評価が極端に低いものは選択肢から除外しました。
「SoundPEATS Q35 Pro」は2018年11月末時点のレビュー数が500以上。評価も星4つです。
Amazonのレビュー数がどれだけ信用できるものなかのかといった問題はありますが、実際に使っている人のブログ等も読んだりして「まあ大丈夫だろう」と踏みました。
中にはSoundPEATSが中国企業だということで不安を感じる人もいるようですが、そこは全く問題とは考えませんでした。今や中国企業の商品は価格が安い割になかなかの品質を保っているという印象を私は持っています。
4.iPhoneとの相性(AACに対応しているかどうか)
先に述べた通り私はイヤホンなどの機器について知識のない全くの素人なのですが、どうやらiPhoneユーザーがワイヤレスイヤホンを購入する際には「音声コーデック」なるものについて注意する必要があるようです。ここを無視すると音質がかなり劣化したり大幅な遅延が起きたりするらしい。
音声コーデックには主に「SBC」「apt-X」「AAC」といった種類のものがあるそうなのですが、iPhoneはAACにしか対応していないとのこと。apt-XはAndroidスマホで対応しているものが多いそうです。
※「SBC」は標準規格だが遅延があったり音質がかなり劣化するらしい。
「SoundPEATS Q35 Pro」はAAC、apt-Xの両方の音声コーデックに対応しています。
ちなみにSoundPEATSの他のワイヤレスイヤホン(Q30、Q34)はAACに対応していません。
SoundPEATSのワイヤレスイヤホンの購入を検討していて、かつiPhoneやiPadでの使用を考えている方には「Q35 Pro」をおすすめします。
※Q35 Proよりも再生時間が長く防水性能も優れたQ35 HDもAAC、apt-Xに対応しています。
「SoundPEATS Q35 Pro」レビュー、使用感
それでは、「SoundPEATS Q35 Pro」のレビュー、使ってみた感想について書いていきます。
他のワイヤレスイヤホンとの比較ではなく、ただただ私が使ってみた感想となります。
見た目はまあまあいい感じ
「SoundPEATS Q35 Pro」の見た目ですが、そこそこ格好良いと感じます。
当初買おうか迷っていたAirPodsは価格の高さ以外に斬新な見た目もネックとなりました。耳からぶら下げている感じがどうにも私の目には奇異に映るというか。最近はだいぶ見慣れましたが。
「SoundPEATS Q35 Pro」は無難なデザインだと思います。そもそもデザインへのこだわりはありませんが、あまりダサいのもイヤだったので概ね満足です。
首にかけられるから落ちない
首にかけられる作りなのも気に入っています。AirPodsのように完全コードレスで耳にはめるタイプは落ちてしまわないか心配になってしまうんですよね。
私はスマホやPCとコードでつながっている状態をとにかく不便に感じていたので、完全ワイヤレスであることに魅力は感じません。
片方だけ紛失してしまう心配もないので左右がつながっているのは安心です。
磁石で吸着するのが便利
「SoundPEATS Q35 Pro」は左右のイヤホンに磁石が内蔵されていて吸着するようになっています。これが意外と便利。
一時的に使わない場合に首にかけたままにしておけるので、首からするりと滑り落ちる心配がありません。
音量調節が可能
イヤホンのコードに音量調節ボタンが付いています。
わざわざスマホやPCを操作する必要がないのは助かります。
音声で知らせてくれるのが便利
音量調節ボタンの中央にある再生マークの箇所を長押しすると電源がONになるのですが、そのときに「Power on」と英語音声で知らせてくれます。
音声ガイドには以下のようなものがあります。
- Power on:電源オン
- Power off:電源オフ
- Your headset connected:端末とのBluetooth接続が完了
- Your headset disconnected:Bluetooth接続が切断
- Buttery low:バッテリーが切れそう
他のワイヤレスイヤホンにこのような機能があるのかどうかはわかりませんが便利な機能だと感じています。
特にBluetooth接続の状態を目で確認する必要がないのは楽です。
遮音性が高い
「SoundPEATS Q35 Pro」はイヤホンのゴム部分が耳の中に入り込む形状になっています。
耳に入れるだけである程度の遮音性があり、耳栓のようにも使えます。さながら「音の出る耳栓」といった感じ。他の商品との比較はできませんが、かなり遮音性は高く感じます(ノイズキャンセリング機能も付いています)。
それなりの音量で音楽をかけると周りの音はほぼ聞こえなくなります。
これは購入前には知らなかったことなので想定外のメリットでした。騒がしいカフェで作業するときにその効果を感じます。
バッテリーはかなり長持ちする印象
メーカーの説明では8時間連続再生となっているのですが、実際に使った感想としてもバッテリーはかなり長持ちするなぁという印象です。
頻繁に充電しなくて済みます。
USB充電ケーブルが付属しているので、外出先でPCから充電することも可能です。
イヤーピースが豊富
付属品のイヤーピースが豊富に揃っているので、自分の耳にフィットするものを選べます。
私は最初から付いているイヤーピースに違和感がなかったのでそのまま使っています。
使用シーン紹介。生活スタイルに若干の変化が
今回購入した「SoundPEATS Q35 Pro」を私がどのようなシーンで重宝しているかについても紹介します。
家事をしながら
自宅で家事をしているときに重宝しています。洗濯物を畳んだり、料理をしている時ってそれだけに集中するとつまらないし気が乗らないんですよね。なので私は音楽を聴いたりYoutubeを流したりしています。
Youtubeはバックグラウンド再生に対応していないので(特定のブラウザを使用すればできるようですが)、ワイヤレスイヤホンはかなり便利。リビングのテーブルにスマホを置いてキッチンで料理しているのですが、とても捗ります。
コード付きのイヤホンの場合、スマホをポケットに入れるなどしないといけないのでバックグラウンド再生機能のないアプリだと使いづらいのですが、ワイヤレスにしたことでこの問題が解決しました。
カフェで読書・執筆
上で紹介したように、「SoundPEATS Q35 Pro」は遮音性が高いので少し騒がしいカフェなどで読書する際に便利です。
私はブログを外で書くこともあるのですが、執筆中も音楽を流せば周囲の音はほぼ気にならないので集中できます。
移動中、iPhoneのスピーチ機能を使ってWEB記事を聴く
最近私はiPhoneのスピーチ機能を使ってWEBの記事を「聴く」のが習慣になっています。スピーチ機能はバックグラウンド再生も可能なので、ポケットに入れた状態で気になった記事を聴くことができます。
これはコード付きのイヤホンでも可能ですが、コードがないと煩わしくなくていい感じです。
充電しながらでも使えるのが良い
私はiPhone8plusを使っているのですが、このタイプはイヤホンジャックがないんですよね。
iPhoneは7以降、イヤホンジャックが非搭載になりました。これに関しては不便を感じている人も多いのではないでしょうか。
イヤホンはLightningコネクタを使わなければいけません。つまり、充電しているとつかえなくなります(ワイヤレス充電をすれば可能ではありますが)。
これがかなり不便で、今回ワイヤレスイヤホンの購入に至った大きな理由の一つでもあります。
iMacでNetflixを観る
普段、iMacでNetflixを見ることが多いのですが、その際にコード付きのイヤホンだとどうしても距離ができてしまいデスクチェアをリクライニングした状態だと届きません。
その点、ワイヤレスだと距離を気にしなくて済みます。めちゃくちゃ離れない限り、遅延等もありませんし便利です。
ワークアウトでも使える
私は運動不足解消のためにYoutubeのワークアウト動画を見ながら腕立てや腹筋、もも上げなどの運動をしているのですが、このときにもワイヤレスイヤホンは便利です。
「SoundPEATS Q35 Pro」は(私の場合)耳にしっかりとフィットしてくれて落ちる心配がないので運動・スポーツする際にも使えると思います。
今のところ不満点は特にない
以上、「SoundPEATS Q35 Pro」を4ヶ月使ってみた感想・レビューでした。
今のところ買って後悔はありません。とても満足しています。「AAC」対応ですし、AirPodsはちょっと高すぎるなぁと感じているiPhoneユーザーには特におすすめです。
SoundPEATS Q35 HDとProの違いは?
2020年3月現在、Amazonでは後継の「SoundPEATS Q35 HD」がメインで販売されているようです。Q35 HDは再生時間が14時間とProよりも6時間ほど長くなっており、防水性能もProがIPX6に対してHDはIPX8となっています。製品情報を見る限り、両商品のサイズや重量はほとんど同じです。Q35 HDの方は充電方式がマグネットコンタクタ充電という方式に変わっています。HDの価格は私がProを購入しときの金額と大差ありません。
Q35 Pro | Q35 HD | |
---|---|---|
重量 | 15g | 15g |
連続再生時間 | 8時間 | 14時間 |
防水性能 | IPX6級 | IPX8級 |
新たに購入される方は、「SoundPEATS Q35 HD」もおすすめです。
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