SoundPEATS Truefree+を半年使った感想。コスパ重視派におすすめ

truefree ケースとイヤホン

完全ワイヤレスイヤホンSoundPEATS Truefree+を買いました。半年ほど使い倒していますが、良い感じの使い心地です。手ごろな価格なので、コスパを重視する人にはおすすめできます。

▼良かった点と気になった点をまとめるとこんな感じです。

良かった点
  • ペアリングが簡単
  • バッテリーの持ちが良い
  • 耳にフィットする
  • 良好な遮音性
  • コンパクトなケース
気になった点
  • ケースの作りがちゃちい

以下、実際の使用感などについてレビューしていきます。

SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS Truefree+のレビュー・使用感

見た目はシンプルで無難

truefree 見た目

見た目は至ってシンプル。めちゃくちゃ格好良いというわけでもないですが、決してダサくはないですし、価格の割りにチープな印象もありません。無難なデザインです。

他のメーカーの高価格帯の完全ワイヤレスイヤホンと比べてもデザイン性で特段劣っていることはないと思います。

ペアリングが楽

SoundPEATS Truefree+が簡単です。ケースが取り出した瞬間に電源がONになってペアリングされます。

私はTruefree+をiPhone用に使っているのですが、ペアリングの手間がないのはかなり便利です。

耳にフィットする

完全ワイヤレスイヤホンのデメリットとしてよく挙げられるのが、落としやすい・紛失しやすいということだと思うのですが、SoundPEATS Truefree+は耳にフィットするので今のところ落としたことはありません。

もちろん、耳の形状は個人差があるので合わないことはあるでしょう。

交換用のイヤーピースがサイズ別に揃っているので、明らかにサイズが合わない場合は少しでもしっくりくるイヤーピースに交換すると良いと思います。

イヤーピース

遮音性も良好。耳栓代わりになる

遮音性もそこそこ高いのではないかと思います。私は外部の音によって集中力を大きく削がれてしまう人間なので、耳栓代わりとしても重宝しています。

騒がしい場所でもイヤホンをして音楽を流せば、ほぼ外部の音は聴こえなくなります。

片耳でも使える

上述の通り、Truefree+は遮音性がなかなか高いのですが、外部の音を完全にシャットアウトしたくない状況というのもあります。

そんなときは片耳のみで使えばOKです。

Truefree+は両耳モードと片耳モードがあり、充電ケースから片側だけ取り出せば片耳のみで使うこともできます。

そこそこの防水機能。等級はIPX4

防水

Image by Brett Hondow from Pixabay

防水規格の等級はIPX4です。ちょっとした水の飛沫には耐えられます。

洗顔中やお風呂で体(首から下)を洗っている最中に音楽を聴いたり、Kindleを聴き流したりすることも可能です。

ケースがコンパクト

今回初めて完全ワイヤレスイヤホンを買ったのですが、ケースが充電器を兼ねているんですね。使っていない時は常にケースにイヤホンを入れています。

このケースがとてもコンパクトでいい感じ。ポケットに入る大きさなので持ち運びしやすいです。

充電が楽

ケースに収納するとすぐにイヤホンが充電されるのでとても楽です。

充電されている間はイヤホンのLEDランプが赤く点灯し、完了すると1分ほど白く点灯したあとに消えます。

▼ケース内でイヤホンを充電中。

充電中

▼蓋をしていても充電されていることが確認できます。

蓋をしながら充電中

ケース本体を充電する場合は、付属のUSBケーブルをケースの背部に差し込んで充電します。

usbケーブル

バッテリーの持ちが良い

バッテリーの持ちがかなり良いと感じます。前述の通り、完全ワイヤレスイヤホンはケースが充電器を兼ねているので、そこそこ大きめのバッテリーを内蔵することが可能です。連続再生時間は約4時間ですが、充電ケースを使用すると(満充電の状態で)約35時間使える仕様になっています。

ちなみに私がイヤホンを使うのは家事をしているときや軽い運動中などです。連続4時間使うようなことはないので、バッテリーの持ちには今のところ満足しています。

音声コーデックはAACに対応。

SoundPEATS Truefree+の音声コーデックは圧縮率が高く高音質なAACに対応しています。

音声コーデックは他にSBCとapt-Xがあるのですが、まずSBCは標準的な音質で高音質な音楽再生には向いていません。apt-Xは音質は高いのですが、iPhoneは対応していません。

ですから、iPhoneユーザーであれば音声コーデックがAACに対応しているかどうかは重要なポイントとなります。

私の主な用途・使用シーン

cafeでの作業

unsplash-logoAral Tasher

完全ワイヤレスイヤホンを買うのは今回が初めてです。

主な用途は家事をしながらKindleやwebの記事を聞き流したり、筋トレしながら音楽を聴いたりなど。移動中やカフェなど外で作業する時にも使っています。

web記事の聞き流しではPocketという無料アプリがめちゃくちゃ便利なのでおすすめです。

SoundPEATS Truefree+の気になる点

SoundPEATS Truefree+の気になる点・不満点を挙げるとすると、充電ケースが若干ちゃちいところでしょうか。見た目はそこそこお洒落なのですが、蓋の作りがなんとなく粗く感じます。

しばらく使っていると、蓋を開ける時にパキッと音がし始めました。どうやら特定の箇所にストレスがかかっているようで、現在は下の写真のように白く変色しています。

truefree 充電ケースの蓋

ただ、これは全ての製品というより私の家に届いた物が偶然作りが粗かっただけという可能性もあります。普通に使えているので個人的には大きな問題とは感じていないです。最悪、蓋が取れたとしても機能に影響はありませんし。

Truefree+の製品仕様(スペック)

サウンドピーツの公式サイトに掲載されているTruefree+の製品仕様・スペックは下記の通りです。

Bluetooth規格 Bluetooth 5.0
Bluetoothチップセット RLT8763BFR
対応コーデック AAC / SBC
再生時間 3〜4時間
充電時間 約1.5時間
バッテリー容量
(充電ケース)
3.7V / 800mAh
イヤホンの重さ 4.7g

総合評価|手ごろな価格でコスパは高い

完全ワイヤレスイヤホンは高額な商品が多いですが(AirPodsとか)、SoundPEATS Truefree+はなかなか手ごろな価格だと思います。私が購入した時は3,000円代でした。

必要十分な機能を備えており、コスパはかなり高いのではないでしょうか。

SoundPEATS Truefree+の評価
デザイン
(3.5)
音質
(4.0)
遮音性
(4.0)
価格
(4.5)
バッテリー
(4.0)
総合評価
(4.0)

必要最低限の性能さえあれば良く、価格は安いに越したことはないと考える人にはおすすめです。

SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree+
SoundPEATS(サウンドピーツ)

Truefree+以外の選択肢

ワイヤレスイヤホンの他の選択肢も紹介しておきます。同じSoundPEATSから販売されている商品を2つピックアップしました。

SoundPEATS Truefree

Truefree+よりも安い製品としては、同じくSoundPEATSのTruefreeがあります。Truefree+の前バージョンです。

違いは、Truefree+よりも連続使用可能時間が短いこと(※)、蓋が付いていないことなど。他に大きな性能の違いはなさそうです。

※連続使用可能時間はTruefree+が35時間、Truefreeが20時間。ともに充電ケースを満充電した場合の数字です。

SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueFree ワイヤレスイヤホン
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS Q35 Pro

SoundPEATS Q35 Pro デザイン

完全ワイヤレスではなく、左右のイヤホンがコードでつながっているタイプとしては、SoundPEATS Q35 Proがあります。コード付きの方が良いという人は検討の価値ありです。

私は完全ワイヤレスイヤホンとコード付きのタイプを使い分けたかったのでTruefree+とQ35 Proの両方を持っています。Truefree+がiPhone用、Q35 ProがiMac、iPad用といった感じです。

▼2020年3月現在、Amazonでは、Q35 Proよりも再生時間や防水性能がパワーアップしたQ35 HDがメインで販売されています。

SOUNDPEATS(サウンドピーツ) Q35HD
SoundPEATS(サウンドピーツ)

SoundPEATS Q35 Proの使い心地やQ35 HDとの違いについては、以下のレビュー記事を参照してください。

SoundPEATS Q35 Pro イメージSoundPEATS Q35 Proを4ヶ月使ってみた感想。iPhoneとの相性が良い感じ

以上、SoundPEATS Truefree+のレビューでした。