歯科恐怖症のかつかつ主夫です。先日20年振りの歯医者で新たなトラウマを作って参りました。
そのときの顛末はここで書いてます→麻酔したのに痛かった!歯科恐怖症の私が20年ぶりに歯医者に行ってきた話。
その後も同じ歯医者に通っているんですが、また悲しい経験をしてしまったのでそのときのことを綴りたいと思います。
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クリーニング(歯石取り)ってなんすか
20年振りに歯医者に行った理由は銀歯が抜けたからなんですが、計二回の治療で無事新しい銀歯を手に入れることができました。
第三回目の来院日となった今回は「ニュー銀歯の確認とその他の虫歯の治療を進める」とのことでした(担当の歯科医にそう聞かされていたんです)。
で、前回の治療が想定外の痛みだったことにより怖気づいた私は、「すぐに治療が必要な歯以外はとりあえずそのまま削らないで放っておいてもらいたい」と歯科医に伝えるつもりでした。歯磨き頑張るからと。
私は歯科医に歯を削らせないという若干意味不明なミッションを成功させるため脳内リハーサルを繰り返しました。そしていざ決戦の場へ!といった感じで意気込んで部屋に入るとなぜか歯科医じゃなくて歯科衛生士が
「こんにちは」
治療椅子に座らされ、
「じゃあ今日はクリーニング進めていきますね」
目を隠すようにして顔にタオルを掛けられました。予想外の展開に言葉を失うどころか「はい、お願いします」なんて言ってる私の脳裏に一つの疑問が浮かび上がります。
「クリーニングってなんすか」
歯のクリーニングとは
色々調べてみました。
歯のクリーニングとは、「歯の表面および歯と歯茎の間にこびりついた歯垢(プラーク)や歯石などを専用の器具で取り除くこと」だそうです。
なんのためにするんでしょうかね。
私はただ歯を白く綺麗にするもの(これはホワイトニングと呼ばれるものです)だと思っていたんですが、ちょっと違うみたいです。
歯の表面についた着色や、歯垢、歯石は、虫歯や歯周病の原因となります。特に歯石は、歯垢が石灰化し強固に張り付いたもので、自分自身で落とすことはできません。また歯石は、軽石のようにたくさん穴が空いているため、歯垢の停滞や付着を促進させるだけでなく、歯垢が取り除きにくくなります。このような理由から自分では落としきれない歯垢や歯石は定期的に歯科医院で取り除く必要があるのです。
引用元→みんなの歯医者さんネット
そっか、歯垢や歯石は虫歯や歯周病の原因になるんですね。そういえば最初の診察を受けた時に歯科衛生士さんから「歯石が凄いですねー。これも取った方がいいと思います」って言われた気がします。
でも、今日やるなんて全く言われてないんですが。。
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歯石取り、普通に痛いんですけど
クリーニングが何なのかも分からずタオルで目隠しされた私は言われるがままに口を大きく開きました。すると何やら「キーン」という音が。そう、我々歯科恐怖症の人間たちが最も恐れるあの忌わしきドリル音がするではありませんか!しかも、
普通に痛いんですけど。虫歯の治療と似た感じの痛み。
「なんなんだこれは!やめなさい!」
私は心内で叫びました。
もちろんそんな私の念は通じず、しばらくすると「口をゆすげ」と言われたので「はい」と従順な返事を返し「ブクブクペッ!」ってやったら水がピンク色。
私、流血しました。
歯茎から。
当初の予定では、是が非でも虫歯を治療しようとしてくる歯科医(当たり前だろ)を巧みな交渉術で説得し、急を要する虫歯以外はとりあえずそのままにして、双方納得の上で痛みを最小限に抑えた治療計画を策定するはずだったのが、謎の歯科衛生士(あなたは誰ですか)に不意打ちを食らい、頼んでもいない(少なくとも了承はしていない)クリーニングなどという施術をされ、我々歯科恐怖症の人間たちが最も恐れるあの忌わしきドリル音と共に歯をグリグリやられ、挙句の果てに血を流しましたよ私は。
ちなみに歯科衛生士の方の施術が不十分だったらしく、その後歯科医の方にバトンタッチして同じ個所を再度グリグリやられ、しかもなぜか彼は顔にタオルをかけてくれず、20年間で蓄積された光輝く歯石のカスが顔面に降り注ぎました。今思い返しても、よく泣かなかったなぁオレと思います。
まあ、家に帰って鏡の前で口を開けてみると驚くほど歯がスッキリしてたので、歯科衛生士の方も歯科医の方も良い仕事してくれたんだと思います(偉そう)。
二度とこのようなプチ虫歯治療とも呼ぶべき目に合わないよう、歯垢(プラーク)や歯石を作らないブラッシングを実践するぞと心に誓った次第です。ではでは。
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