2才の娘を子ども乗せ自転車に乗せるのに毎日、悪戦苦闘しています。
小さなお子さんをお持ちの方で同じような悩みを抱えている方もいるんじゃないでしょうか。
今回は、我が家で実践している嫌がる子どもを自転車に乗せるコツを紹介したいと思います。
▼イヤイヤ期全般の対処法についてはこちら。
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目次
子どもが自転車に乗ってくれない!
子ども乗せ自転車を購入したのは娘が10ヶ月の頃。
最初は大人しく乗ってくれていたのですが、1才半を過ぎた辺りからでしょうか、嫌がって乗ってくれないことが多くなりました。
すんなり乗ってくれることもあるんですが、乗らないときは全力で抵抗してきます。
チャイルドシートの中で足を突っ張って全然座ろうとしない。
何とか座らせても暴れまくってシートベルトを締めさせてくれない。
泣き叫ぶ我が子を力づくで押さえつけるのは気が引けます。時間に余裕があるときはまだいいんですけどね。保育園の送迎時に乗ってくれないと本当に困ります。
ひどいときには保育園の駐輪場で10分以上格闘することも。後からお迎えに来た保護者と子ども達が次々と駐輪場から去っていく様子を羨望の眼差しで見つめるというのが日課となっています。
抱っこ紐での送迎や手を繋いでの徒歩送迎など、他の手段を考えたこともあるのですが、保育園までは大人の足で20分くらい、子どもと一緒だと場合によっては40分以上かかる距離なので、できれば自転車に乗って欲しい。
そんなこんなで我が家では子どもを自転車のチャイルドシートに座らせるために試行錯誤を重ねてきました。
いくつか効果があったと思えるものがあるので、紹介したいと思います。
子どもの成長に合わせて効果的な方法が変わってきますので、年齢、月齢別に分けて紹介します(年齢、月齢はあくまでもうちの娘の場合です)。
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嫌がる子を自転車に乗せるコツ
注意をそらす(1才半~1才9ヶ月くらい)
1才半頃は注意をそらす作戦が有効でした。
まずはチャイルドシートに座らせます。(そこまでは力技)。
次に注意をそらす。
ちょうど犬や猫に興味を持ち始める時期なので、とりあえず「あ、ワンワンだよ!」などと指差して叫ぶだけで子の注意はそちらに向かいます。
その瞬間を見計らってチャイルドシートのシートベルトを締める。
シートベルトさえ締めてしまえば、その後は意外と暴れることなく座っていてくれます。
座らせるという最初の難関さえクリアしてしまえば、その後は、「ワンワン行っちゃったね」とか、「ニャンニャンまた出てくるかな」などと話しかけながら子の興味を持続させることに注力。
ブーブー、バス、バイクなどに興味を持ち始めれば、それらのワードもとりあえず叫んでみて下さい。
うちの娘は現在2才2ヶ月ですが、運良くバスが通りかかると、「バス、かっこいいー」などと言って目を輝かせます。
その隙に座らせられることも多いので、状況によっては2才を過ぎても使える方法かもしれません。
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パンフレットやチラシ等を渡す(1才半~1才10ヶ月くらい)
アンパンマンや機関車トーマスなど、子どもが好きなキャラクターが載っているチラシなどを渡すと、おとなしく座ってくれるかもしれません。
うちの場合は、以前旅行で行った伊豆テディベアミュージアムのパンフレット(入口で無料でもらえるやつ)を重宝しました。
娘が大好きなトトロや猫バスの写真がたくさん載っているので、自転車に乗っている最中ペチャクチャ独り言を言いながら機嫌良く乗ってくれます。
小さめの絵本などでも効果があるかもしれません。
うちの子の場合は少しずつ効果が薄れていき、2才になる頃には渡しても見向きもしなくなりました。
シールを渡す(2才前後)
娘が2才頃からシールへの熱狂が始まりました。床や壁、私や妻の顔、ときには自分の顔にまで、いたるところにシールを貼りまくります。
これは使えるかも!と思い、試しに乗り物や動物、キャラクターなどのシールを手渡して見ると、そちらに熱中してくれて自転車に座ってくれました。
また、自転車の前乗せ用チャイルドシートにレインカバーをしているんですが、冬の時期は寒いので雨が降っていなくてもカバーをかけます。子どもがそれをめちゃくちゃ嫌がるんですが、カバーに色んなシールを貼り付けて座っている間にそれらを眺められるように工夫したところ、おとなしくカバーを閉めさせてくれるようになりました。
ボーロなどの子ども向けお菓子を渡す(1才11ヵ月~)
娘が2才に近づくにつれ、自転車に乗ってくれない頻度が多くなってきました。しかも全力で猛烈に抵抗してきます。
特に保育園のお迎えの時が大変です。駐輪場を歩き回ったり、道路にまで出ようとしたり。
先日は、あまりにも乗ってくれないので、気が済むまでと思い手を繋いで200メートルくらい歩きました。保育園の前の道を100メートルくらい直進したらUターンして、また保育園に戻るという意味不明な夜の散歩。
そんなときはボーロの出番です。これは効果抜群です。
前乗せのチャイルドシートに座りながらお菓子を食べてる子なんてあまり見たことがないので、どうなのかなぁとも思っていたのですが、自転車に乗ってくれないと家に帰れませんからね。致し方なく。
お迎えの時間帯はちょうどお腹が空く頃だろうし、子ども用のお菓子しかあげないので大丈夫だろうと妻と話しています。
喉に詰まったりしたら大変ですから、なるべくそういった心配がないお菓子を選んでいます。
その点、ボーロの場合は口の中ですぐに溶けるので比較的安全ではないかと。
運転している最中も、子どもの様子に気を配り、なるべく段差などで振動が起きないようゆっくりと自転車を走らせています。
このお菓子をあげる作戦は、今のところ最強です。私は説得したり他の方法を試してもダメだった場合、最終手段としてこのお菓子作戦を実行します。
これが通用しなかったのは猛烈に機嫌の悪かった日の一度だけです。その日も、しばらく時間を置いたら、「ボー、くしゃい(ボーロください)」と言ってきて、「あげるから座って。座ったらあげるよ」と言うと、ちゃんとチャイルドシートに座ってくれました。
子どもがどうしても乗ってくれないときのために、カバンに子ども用お菓子をしのばせておくというのは、オススメの方法です。
スマホで動画を見せる(2才〜)
何をしても乗ってくれないときは最終手段として、スマホを使うことも(カバンにボーロを入れ忘れた時のみ)。
落としてしまう可能性もあるので積極的にはオススメできませんが、自転車に乗っている時間は10分程度ですし、まあ致し方ないだろうと。
Youtubeでなるべく子どもが一緒に歌えるような歌つきの静止画を見せるようにしています。
まとめ
以上、我が家で実践している「子ども乗せ自転車に嫌がる子を乗せるコツ」について紹介しました。
子どもがもう少し大きくなって話が通じるようになれば、今ほど自転車に乗せるために苦労することもなくなるだろうと思います。
お菓子をあげたり、スマホを見せたりというのはあまり好ましくないと考える方もいると思いますが、この時期だけと開き直ってしまうのもいいんじゃないかと。
魔の2歳児、イヤイヤ期とも呼ばれるこの時期が過ぎれば、もう少し楽になるはずですから(願望ですが)。
なんにせよ、子を自転車に乗せるために毎日プロレス状態だと疲弊しますからね。
子育ては戦争だと言う人もいますが、毎朝マンションの駐輪場で取っ組み合いをしていると、この言葉をリアルに感じてしまいます。
ここで紹介したコツ以外にも、子どもを自転車に乗せる方法は色々あると思いますので、皆さん一緒に試行錯誤して頑張りましょう。
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